フランクフルトに着きました。
ハノーバー⇒フランクフルトに移動して、メッセにも来てくれた、Mさん(左の方です)と合流しました。
Mさんはフランクフルト在住で、2015年にメッセ会場で私たちのブースを見つけてくれた時からのお付き合いです。
メッセがある度に来てくれて、差し入れもいただいて、いつもとても良くしてくださいます。
そのMさんの紹介で、現地のビジネス事情に詳しい方の事務所を訪問しました。
この方(Sさん)は保険業が本業ですが、それにとどまらずにフランクフルトでの商売に関してアドバイス・サポートをしてくれています。
自分のオフィスをシェアオフィス的に開放もしてくれているような、商売よりも人のつながりを大切にしている方です。
この方は水素関連の人ではないので、ドイツの状況について一般的に情報交換をしました。
先日のプレゼン資料を使いながら、私たちの事業について紹介しました。
正直に、「水素はドイツでは一般人の日常にはほとんど伝わってこない。
水素ステーションがドイツに100か所近くあると言われてもどこ?という感覚です。」
と、水素業界に身を置く私たちにとっては逆に新鮮な意見をいただきました。
まだまだそんな感じなのですよね。
話は多岐にわたり、ドイツの生産性が高い(労働時間が短いわりに売上・付加価値が高い)のはなぜかについて討論しました。
Sさんの意見では、ドイツ人はいかに就業時間内にいかに仕事を効率よくこなして成果を出すかに集中している。
また日本企業には責任を取る人がいないこと、海外駐在員に決定権がないことが問題なんだそうです。
とても示唆に富むお言葉です。長きにわたりドイツにいるからこそ感じる切実な感覚だと思います。
その中で、社長自ら外に出てくる高石さんは理想的だとお褒めの言葉をいただきました。
話の中で、Sさん・Mさんが共に「ドイツではそんなに働かない」という著書の隅田實さんという方と知り合いとわかりました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B092Z31TDW/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
ハノーバーに来る前に偶然読んでいたのでびっくりです。
日本に帰ってから隅田さんとオンラインミーティングをしましょう!ということになりました。
少し観光をして、Mさんの知り合いの日本食料理店で遅い昼食をいただきました。
とても美味しかったです!