先日、東京出張の際に「航空神社」に参拝してきました。
実は、セミナーでたまたま訪れたビルの屋上にあっただけなのですが。
航空神社は、空の安全や航空事業の発展を願う神社として知られています。東京・新橋の航空会館屋上にある航空神社や、関西では泉州磐船神社、京都の飛行神社など、航空にゆかりのある神社が各地にあります。今回は「空を飛ぶ」という、人間の大きな挑戦に思いをはせながらの参拝となりました。
神社で手を合わせながら、私は自然と「安全」という言葉を考えていました。安全は、願うだけで実現するものではありません。決められた手順を守ること、異常に気づくこと、前回大丈夫だったから今回も大丈夫だと思い込まないこと。その積み重ねがあって、初めて安全は守られます。
飛行機は、今では当たり前の交通手段です。出張や旅行で何気なく乗っていますが、よく考えると、あれだけ大きな機体が多くの人を乗せて空を飛ぶというのは、本当にすごいことです。その安全は、パイロットや整備士、管制官だけでなく、機体を構成する無数の部品、材料、設計、検査、日々の改善によって支えられています。小さな部品であっても、機械や設備の安全を陰で支えていて、寸法、材料、仕上げ、検査の一つひとつに手を抜くことはできません。
航空神社への参拝を通して「ものづくりの責任」を改めて考える時間になりました。空の安全を祈ることは、人の命を預かる仕事への敬意でもあります。そして同時に、自分たちの仕事もまた、社会のどこかで誰かの安心につながっているのだと感じました。
神社を後にするころには、少し背筋が伸びる思いがしました。大きな空を見上げながら、日々の仕事もまた、地道な安全の積み重ねであることを忘れずにいたいと思います。







