社長ブログ・ゴムのヒント社長ブログ・ゴムのヒント
2026年6月11日

東京とゴミ箱

 

東京に出張に行って、今回困ったことがありました。

 

 

それは、電車や地下鉄の駅にゴミ箱がほとんどないことです。

 

ビックリするほどありません。

 

 

飲み終わったペットボトル、ちょっとした袋、コンビニで買ったものの包装・・・

 

手元にゴミはあるのに、いざ捨てようと思うとゴミ箱が見つかりません。

 

大阪でもゴミ箱は減ってきていますが、東京の駅では特に「ないなあ」と感じることが多いです。

 

 

 

では、東京ではゴミをどこに捨てればよいのでしょうか。

 

基本的には「持ち帰り」が前提です。

 

駅によっては、改札内のコンコースや売店、自動販売機の近くに分別ゴミ箱が置かれていることもあります。駅ナカのコンビニや商業施設、地下街などに行けば見つかる場合もあります。

 

ただし、どこにでもあるわけではありません。ペットボトルは自動販売機横のリサイクルボックスへ、それ以外のゴミは小さな袋に入れて持ち歩く、というのが現実的な対応になります。

 

 

 

なぜ、ここまでゴミ箱が少ないのでしょうか。

 

調べてみました。

 

 

 

大きな理由の一つは、安全対策です。1995年の地下鉄サリン事件以降、駅や地下鉄など人が多く集まる場所では、不審物対策が非常に重視されるようになりました。ゴミ箱は便利な反面、中に何が入っているかわかりにくい場所でもあります。そのため、透明のゴミ箱にしたり、設置場所を限定したり、場合によっては撤去したりする流れが進みました。

 

 

もう一つは、管理コストとマナーの問題です。駅にゴミ箱を置くと、駅で出たゴミだけでなく、家庭ゴミを持ち込む人も出てきます。分別、回収、清掃には人手も費用もかかります。鉄道会社からすれば、便利さを保ちたい一方で、安全や管理の負担も無視できません。

 

 

利用者としては不便ですが、背景を知ると「なるほど」と思う部分もあります。東京のように人の流れが多い場所では、便利さよりも安全性が優先される場面があるということです。

 

 

 

ゴミ箱を探して歩き回るより、まずは持ち帰る。この感覚が、今の都市部でのマナーなのかもしれません。

 

今回も、結局新大阪まで持って帰りました(^^;

  • プロフィール

    高石工業株式会社 代表取締役 高石秀之

    高石工業株式会社 代表取締役
    高石秀之

    ゴム精密部品の量産事業をはじめとして、ゴム精密部品の試作・研究開発に取り組んでいる。

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