先日、オーケストラの演奏会に行ってきました。
生のフルオーケストラは、やはり素晴らしいものです。音の厚み、空気の震え、ホール全体の緊張感。録音や映像では味わいきれない「生の迫力」がありました。
その演奏を聴きながら、私は改めて「仕事はオーケストラのようなものだ」と感じました。会社には、営業、技術、製造、総務など、さまざまな部署があります。それぞれが違う楽器を持ち、違う役割を担っています。一人ひとりが自分の持ち場で力を発揮し、互いの音を聴き合うことで、初めて美しいハーモニーが生まれます。
会社の仕事も同じです。どこか一つの部署だけが頑張っても、良い製品は生まれません。営業がお客様の声をしっかり受け止め、技術がより良い材料を考え、製造が一つひとつ丁寧につくり込み、品質保証や総務がそれを支える。どの仕事も欠かすことのできない大切な音です。
そして何より大切なのは、自分の音だけを大きく鳴らすのではなく、周りの音を聴きながら演奏することだと思います。困っている人がいれば自然に手を差し伸べる。次の工程の人が仕事をしやすいように少し先回りする。お客様のために、部署や立場を越えて協力し合う。そうした一人ひとりの小さな気配りと支え合いが、会社全体のハーモニーをつくっていきます。
現場の皆さんが力を発揮できるよう、段取りを整え、環境を整えることが私の大切な仕事だと思っています。
これからも高石工業というオーケストラは、一人ひとりの音を大切にしながら、お客様の「できたらいいな」を形にしていきます。







