営業部 佐藤
人が何かを始めたとき、たとえば『日記をつける』とか、
『ジョギングをする』などがそれにあたりますが、それらが
続くかどうか、あるいは成果の確認をするターニングポイントは
「3」がつくタイミングで、訪れるといわれています。
つまり、3日、3週間、3カ月、3年がそれぞれ分岐点であり、
ポイントだということですね。
昔から「三日坊主」という言葉があるように、最初の壁は「3日」
です。人、特に日本人は3を区切りにする習性があるそうで、
3日やれば一区切りだと勝手に感じてしまうのだそうです。
その3日の誘惑を振り切り、継続できたとき、次に訪れるのが
3週間の壁です。たいていのことはこのあたりで成果が表れ始めます。
ジョギングなら明らかに体重が減っているのがわかったり、
日記なら書くのが習慣付き始めたりします。
しかし、効果が出始めると、それに満足したり、逆に今まで
見えなかった面が見えたりするため、それが壁になって立ち
はだかります。
ジョギングなら「体重が減ったからちょっと走るのを減らしても
いいかな。」とか「走るコースが飽きてきたな。」
日記なら「書くことがなくなってきた。」とか「毎日そんなに変化
があるわけじゃない。」「一日くらい書かなくても何にも困らない。」と
いった具合です。
つまり、このころの壁は「自分の意思を理屈で曲げようとすること」
とも言えます。
「物事を継続できるかどうか」という点では最大の分岐点かもしれません。
<このつづきは次号で>