製造部 くれまつ
約2ヶ月程ですでに5回目のブログになっている特異人でございます。
いや、”不平だ!”なんて思いませんよ、お仕事ですから・・・。
今日は、だいぶ前の話になってしまいますが、あしからず。
1月の夕刊に、センター試験の問題と解答って毎年掲載されますよね?
あれ、解くの結構好きなんです。
ただ、解くのは学生時分より得意な数学と地理のみ、
地理なんかは解答を見て、
“今は貿易こうなってるんだな~”
なんて、自分が学生の時に習っていたデータとのギャップを楽しんでおります。
で、今年はふと思い立って古典を解いてみたんですよね。
しかも、その中でも漢文だけ。
学生の頃は、漢文なんて科目はそりゃあもう大嫌いで、授業はただただ退屈でした。
点数も大変ひどかったもんです…、赤点間近の点数なんて事もざらにあったな~。
ところが!今年解いてみた結果なんですが・・・
全問正解だったんですよ、これが。
漢文の能力は多分学生時分と何ら変わって無いはず
いや、それどころかなんも勉強していない分下がってるはずなんですよね。
なのに、問題の文章の内容がほぼ完璧に理解できたんです。
実は・・・
その内容って言うのが、中国の春秋戦国時代のお話。
呉王・夫差(フサ)、越王・勾践(コウセン)、傾国の美女・西施(セイシ)や呉子胥(ゴシショ)
なんて人や、臥薪嘗胆ってことわざなんかも登場。
えーと・・・たいていの人はこう言われてもピンと来ないかもしれないですね…
私、歴史好き(オタク?)なところがございまして、
中国の春秋戦国時代なんて特に好きなんですよ。
それこそ国の名前と位置、興亡が分かるなんてのは当たり前の話でして・・・。
ちなみに上に出てきた、皆さん訳がわかんないであろう人物の名前ですが、
自宅のパソコンでは用語登録してあって、一発変換出来てしまうほどなんですよね。
これはもう、社会人になってからどっぷりはまった趣味で、
学生の時にはろくに読まなかった本を読み漁りましたね~。
ここで得た知識があればこそ、
漢文の読解能力は無くても、センター試験の問題が手に取るように分かったんですよね。
そう考えると、
私は今高石工業の製造部にお世話になっている訳ですが、
前にお世話になっていた2社ではいずれも経理関係の人のお金を勘定する仕事ばかり。
それに関する資格なんかも少しは持ってたりもするのですが、
いかんせん製造なんてのは全くもって畑違いなんですよね。
知識も能力も何をとっても、前からおられる諸先輩の方々にはかないません。
でも、その経理の仕事で培った事が
今活きているなって感じることは色々とあって、
なんとか今はその貯金で仕事させてもらってるって感じですね。
幸いと言うか、当社は今まで、やや、原価計算なんかに弱い所なんかがありましたので、
今は、その方面の計算や、稼働率の算出なんかを手がけさせていただいていたり、
昔、税法をかじった事がある手前、
決まり事の文言なんかはちょっとばかりテクニックのような物を知っているので、
そこを使って社内規格や作業標準書の作成・改訂なんかをさせていただいてます。
それにしてもセンター試験の出来栄えは。
どんな仕事でもいつその時の経験が生かされるのかなんて
誰にも分かんないもんだな~って実感できた出来事でした。
バイクや競馬、歴史、寺巡りなんかもいつか必ず仕事に活かせると信じて、
これからも一層精進に励みたいものです。