2011年3月11日14時46分に起きた、東日本大震災から13年が経ちました。
この大震災による被害は死者・行方不明者2万2千人(震災関連の死者を含む)に上るそうです。それに福島第一原発のメルトダウンは、日本のみならず世界に衝撃を与え、いまだに廃炉に向けての道のりは遠いと言わざるを得ません。
3月11日が近づくとテレビやネットで改めて震災発生のころの映像やニュースが報道されます。写真や動画を見ると今も胸が締め付けられる思いです。未曾有の震災に、愛する人をはじめとするすべてを失った方々の心中を察すると、いかばかりのことだっただろうかと思います。
当時、こんな震災のさなかでも被災された方々が落ち着いて行動をされていること、ガソリンスタンドやスーパーにきちんと並んでいること、何日もかけて道を切り開いておられることには本当に胸を打たれました。
その後ボランティアや義捐金を始め、何かできないかと行動を起こす方々がたくさんいらっしゃいました。
私も被災をされた方々や復興支援をされている方々から直接話を聞く機会があったりもしました。その人たちは気丈に、
「できることからなんでもいいです。直接被災地でボランティアはもちろん、現地への旅行でお金を使うのでも何でもいいです。
訪問すると迷惑かな、なんて思わずに気仙沼でも仙台でもどうか被災地を訪れてください。
それも復興支援です。」
と言ってくださいました。実際会った方達は、皆さんとても元気で、明るくて、前向きな人たちばかりでした。
同じ日本人として見習わねば、と逆にこちらが明るい気持ちになりました。
さらに今年の元日には能登半島でまた大きな地震が発生してしまいしました。
これまでも、これからも、生きる希望を失わずに前に向かって日々を送られる皆様には深く敬服いたします。
こうして今日の日を生きることができることの幸せと、一日悔いなく生きる決意とを胸に抱いて、これからも少しでもお役にたてるよう、頑張っていきたいと思います。