先週・今週と「評価者面談」をしています。
ほぼ2週間かけて、約80人分の人事評価内容について約15人の評価者と話し合っています。
私たちの会社では、評価制度は一人前の社会人としての基盤能力を見る「ラダーズ」と、作業内容の習熟度を評価する「スキルマップ」との二本立てになっています。人財力とスキル能力、どちらも半年に一度評価を行っています。
その後、評価者と私(と担当者)が半年に一回直接面談をして、評価の内容を確認しあっています。それぞれの人の評価のポイント、この半年間の変化と課題、それから次の半年間どのように指導をして成長を期待していくか、といったことを話し合います。
ほぼ毎日、一日中評価者の皆さんと話し、考えや意見をぶつけ合うので、正直かなりパワーを使います。
評価者の皆さんの多岐にわたる話を聞き質問していると毎回へとへとになりますが、考えを共有しアイデアを出し合う濃密で楽しい時間でもあります。
今回も2週間かけて、なごやかですが真剣に「人」について語り合っています。
人財の「成長」に焦点を当てて、いろいろと一人一人のことを考えながら話していると、どうしても予定時間をオーバーしがちなのが難点です。
今は各工場とはZoomでつないで面談を行っています。本当は顔を突き合わせて話をするのが一番いいのですが、工場間での面談は文明の利器の助けも借りています。
ようやくコロナウイルスやインフルも落ち着いてきているので、今回は鳥取工場には泊りで来ています。
時間も手間もかかるのでなかなか大変な仕組みですが、会社にとって最も大切な資源である「人財」については、これくらいの手間はかけてもいいのではないかと思います。
これが将来への糧になり、「いい人財」が育って「いい会社」になると信じています。