ただいま、アメリカはロサンゼルスに来ています。
ロサンゼルス近郊のロングビーチで開かれる、”Fuel Cell Seminar(水素・燃料電池セミナー)2019”に参加するためです。
https://www.fuelcellseminar.com/
Fuel Cell Seminar 2019の一日目の続きです。
ブース設営後、午前中は展示会場で接客しました。と言ってもほとんどの人はセミナーに出ているので、人の通りはまばらです。
それはそれで周りのブースの人と話をしたり、ハノーバーメッセで出会った人と再会して話し込んだりして、情報交換につとめます。
コーヒーブレークやランチタイムになると、どっと人が繰り出します。
展示会場にコーヒーやランチがサーブされるので、こういう時にブースを見に来てくれます。
こういうシステムはうまく作っていますね。
午前のセッションに出た人の話では、セミナーは大変前向きな話だったとのこと。
温室効果ガスの排出を防ぐための低炭素社会実現のためには、バッテリーも限界があるし(エネルギー密度が水素の1/10、リチウム・コバルトの埋蔵量も限られている)、水素は欠かせない。官民含め産業を挙げて連携し、国際的な協力もしながら、必ず水素社会を実現させよう!みたいな、積極的な話だったそうです。
また、アメリカの水素・燃料電池社会実現のためのロードマップも公開されました(と聞きました)。
2050年を見据えて数段階に分けて普及を図っていく、これも野心的な計画だったそうです。
2年前と比べて、ここアメリカでは研究・開発の段階から普及・実用化の段階になったのだなあと感じます。
午後のセッションは各分野の具体的な技術発表でした。
いくつか聴講しました。
そういえば今回、中国からの参加者が驚くほど少ないなぁ、と思います。
米中貿易摩擦のせい?単に遠いから?なぜでしょうね。