髙石工業には研究開発用の装置として「動的粘弾性測定装置(アイティー計測制御製)」があります。
この装置は2017年12月に導入し、大阪本社工場内の研究開発棟である『護夢工房(ごむこうぼう)』に設置していました。
設置当初、その建屋には恒温槽が4台だけでスペース的にも余裕があり快適に使用していたのですが、後から3L加圧型ニーダー(日本スピンドル製)を隣に設置して、ニーダーからの粉塵が気になっていたことと、また新規に導入する別の設備を動的粘弾性測定装置がある場所に設置したほうが効率が良いこともあり、思い切って動的粘弾性測定装置を工場棟の3階に移動させることにしました。
装置の移動は技術部員だけでできるかなと思いトライしてみようとしたのですが、思いのほか配線が複雑かつ重量があったので、メーカー(アイティー計測制御さま)の方に来てもらい、移動は技術部のメンバー3人で協力して3階まで運びました。
80㎏の机と100㎏の装置を人力で3階まで運んだので次の日は筋肉痛になってしまうほどでした。
現在、動的粘弾性測定装置は空調も管理できる部屋に移設が完了して、振動等の影響もなくより信頼性の高いデータ取りができる環境となりました。
これからも存分に活躍してくれそうです。