┏┿━━「ゴムって意外とおもしろい!」━━━━━━━━━┿┓
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┃ 高石工業メールマガジン Vol.176
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┗┿━━━━━━━━━━━━━━━━2017年6月25日号┿┛
今年は梅雨入りしてもなかなかそれらしい空模様にはなりませんが、
先週になってようやくまとまった雨が降りましたね。
雨が続くと傘の忘れ物が多くなりますので皆さんご注意を。
それでは6月25日号をお届けします。
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このメールマガジンは、現在お取引させていただいているお客様、
展示会等で名刺交換させていただいた皆様にお送りしています。
ご不要な場合はお手数ですが、
「このメールをそのままご返信いただく」か、
「以下のURLへアクセスの上、メールアドレスを入力」して下さい。
次号より配信を停止致します。
http://www.takaishi-ind.co.jp/mailmagazine/cancel01/
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ゴムって実はおもしろい素材なんです―。
伸ばした状態で熱を加えると縮んだり、油にふれると膨らんだり、
配合一つで性能が変わったりと…。
ゴムって地味な存在に思われがちですが、実は非常に奥が深い素
材なんです。そんなゴム製品の開発に取り組んでいる私たちの取
り組みをお伝えします。
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┃1┃社長コラム
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┗『北米に出張してきました』
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┃2┃高石工業NEWS
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┗『東京ビッグサイトで開催された機械要素技術展に出展しました』
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┃3┃今月の気になる商品ご紹介
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┗『破れると交換してくれる?!丈夫な靴下が話題です。』
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┃4┃ゴム業界インフォメーション
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┗『ゴム研の終業式が行われました。』
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[1]社長コラム
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◆北米に出張してきました
先日、二週間にわたって北米(カナダ・アメリカ)を出張してきました。
前半の一週間はカナダ・バンクーバーで開かれたFuel Cell Seminar 2017への参加と
ワシントンDCで開かれたDOE(米エネルギー省)のAnnual Merit Review 2017への
参加、後半の一週間はロサンゼルスで水素・燃料電池関連企業を訪問してきました。
北米を時計回りにぐるっと回るルートで、移動手段も2週間で飛行機に7回、
長距離バスに1回、Uber5回、タクシー1回、レンタカー3日と、
とにかく移動距離の長い旅でした。
道中記は会社webサイトの「社長ブログ」に詳しく書きましたので、
ご覧いただければありがたいのですが・・・
http://takaishi-ind.co.jp/shacho-blog/category/north-america/
私の感想としては前半の一週間と後半の一週間でずいぶん「温度差」を感じました。
特にDOEのAMR2017ではトランプ政権になった影響が大きく、水素・燃料電池関連の
来期研究開発予算が何と半減するという衝撃的な発表までありました。
各種研究開発事業に出す補助金が大幅にカットされるということで、アメリカにおける
水素・燃料電池事業推進の停滞が予想されます。
一方、後半のロサンゼルスでは「そんなの関係ないよ」という意見がもっぱらでした。
アメリカ合衆国は州ごとの権限が大きく、特にロサンゼルスのあるカリフォルニア州は
独立性が強いそうです。
カリフォルニア州は「環境クリーンエネルギー」の利用に舵を切っていて、
ZEV(Zero Emission Vehicle)法など環境に対する規制も厳しくなっています。
さらに現カリフォルニア州知事は水素普及の推進を「意地でもやる」と
言っているそうです。そのため、水素ステーションの建設・燃料電池車の普及については、
ロードマップに変更は今のところないようです。
アメリカは広いですが、東海岸と西海岸でこうも空気が違うのかと驚きました。
「百聞は一見に如かず」ということわざがありますが、まさに行って聞いてみないと
わからない、生の情報でした。
いつも思っていることですが、今どきは非常に便利になってメールや電話で
結構なんでもできてしまう世の中です。しかしこんな時だからこそ、直接会って話す
ことがより重要になってきていると思っています。
今回のカナダ・アメリカ訪問では、「現場」と「現実」の大切さを再認識する
二週間でした。
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弊社代表取締役 高石秀之のブログ「ゴムのヒント」更新中!
まじめな仕事の話から、趣味の話まで
http://www.takaishi-ind.co.jp/shacho-blog/?mail170625
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[2]高石工業NEWS
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◆東京ビッグサイトで開催された機械要素技術展に出展しました
6月21日から23日にかけて、東京ビッグサイトで開催されました
「機械要素技術展」に出展しました。
これまで展示会には単独で出展することが多く、今回のように
8社もの企業さんと合同で出展するのは初めての機会でした。
ですので、始まる前はどのような感じになるのかなぁと
思っていました。
しかし、開場するとそんな不安もすぐに吹き飛ぶような活気で、
朝から夕方まで多くの方にご来場いただきました。
ホールの出入り口のすぐ横にブースがあったこともよかった
ように思います。やはり展示会での小間位置は重要ですね(^^;
ご来場いただいた方の中には、形状の相談のために実際に図面を
お持ちいただいた方や、流体のリークに困っておられ材料のご相談に
来られた方などなど、具体的なお話しも多くいただきました。
いただいたご相談は週明けから順次ご回答していく予定です。
ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
次回は9月に神戸と東京の展示会に出展します(^^♪
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[3]今月の気になる商品ご紹介
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◆破れると交換してくれる?!丈夫な靴下が話題です。
日本ニットさんという奈良県にある会社が販売されている
「GUNSOKU(グンソク)」という靴下が人気です。
人気の秘密は、購入後1カ月以内につま先が破れた場合、
なんと無料で交換してもらえるサービスがあることです。
このサービスは2014年にスタートし、口コミやSNSなどを通じて
その評判が広がり、売上も急速に伸びているそうです。
靴下が破れるのはおもに親指のところですよね。この親指部分に
「ダイニーマ」という特殊な超高強度繊維を編み込みことで
高い耐久性を実現されました。
このダイニーマは強度こそ高いものの伸縮性が良くないため、
靴下全体に使用してしまうとはき心地が悪くなります。
そこで日本ニットさんではさまざまな糸の編み方を研究され、
靴下の親指部分だけにダイニーマを編み込む方法を開発され
商品化されました。
現在はマラソン用やスクール用など商品ラインナップも増え、
様々なニーズに対応されています。
どれくらい丈夫なのか実際に試してみたいですね。
調べてみるとネットでも購入できる様ですよ。
皆様もよければお試しください。
以上、今月の気になる商品ご紹介でした。
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[4]ゴム業界インフォメーション
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◆ゴム研の終業式が行われました。
大阪府の東大阪市には「化学物質評価研究機構」といって、
化学物質や医薬品の安全性試験をしたり、ゴムやプラスチックの
物質分析や評価試験をおこなっている機関があります。
ここでは毎年9月から翌年の6月までの約9ヶ月間にわたり、
ゴムに関する様々な講義や実習を通じて、専門的な知識や技術を
身につけられる「関西ゴム技術研修所」(通称:ゴム研)が開講されます。
このゴム研の卒業式が先日6月1日に行われました。
今回のゴム研には私たちの会社からは初めて女性が通わせていただき、
無事に卒業式にも参加しました。
しかも、研修生の投票で決まる“敢闘賞”のような賞にも選んでもらった
ようで、これはゴム研史上、女性で2人目のことだそうです。
文系の人には難しい内容もたくさんあったようですが、成績も
よかったみたいですので、今後の業務にもおおいに役にたつことでしょう。
それだけではなく、いっしょに学んだ仲間と知り合えたことも
大きな財産ですね。
今回のゴム研がこれからの人生のプラスになることを祈っています。
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あとがき
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今週は雨が降りやすい天候が続くようです。雨が降ったら降ったで
めんどくさいものですが、降らないとダムの貯水量や農作物の
生育の心配もあります。何事も“適量”がいいということでしょうか。
雨が少ないことと関係があるのかどうかはわかりませんが、
今年の夏は酷暑になると言われていますので、少し注意したいですね。
(営業部 佐藤)
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