高石工業株式会社

材料紹介Material Introduction
  • 注目!わが社のイチオシゴム
  • ゴム材料の基礎知識
  • 主要材料一覧
  • JIS材料規格一覧

用途にあったゴム材料の開発・研究をしています。用途にあったゴム材料の開発・研究をしています。

一口にゴムといっても、その材質は様々です。
私が扱うのは工業用途に適した「合成ゴム」の中でも「特殊ゴム」と呼ばれるものです。
NBR・EPDM・フッ素ゴム・シリコーンゴム・・・・
それぞれの特性を最大限生かせるようにご提案をいたします。
また薬品の配合ノウハウによって、最適な性能を引き出すことができます。

また一言にパッキンといっても、使用される環境や流体はさまざまです。
せっかく作りこんだ製品でも、材料選定を誤ると100%のパフォーマンスを発揮することは出来ません。

私たちは、長年蓄積されたデータ・お客様からのニーズをフィードバックし、使用用途に合わせたゴム材料の研究開発を日々行っています。

また、黄銅・青銅・鉄・ステンレスなどの金属とゴムの一体成形(焼付成形)製品も得意としています。

まずは、製品の使用用途やお困りごとなどをご相談ください。
最適なゴム材料をご提案させていただきます。

注目!わが社のイチオシゴム

  • 耐水素ゴム

    近年注目を浴びる「水素ステーション」向けのゴム材料です。70Mpaの高圧にも耐えることができます。

  • SPラバー

    固着防止・摩擦抵抗の軽減を目的に開発された機能性ゴム材料です。ガス・水道・各種溶剤など使用用途により、様々な用途のゴム材料で低摩擦を実現いたします。

  • 「超」耐水道水ゴム

    水回りパッキンのファイナルアンサー!超低圧縮永久歪で耐塩素性が超優れています。

  • FFKM(パーフロ)

    全てのゴムの中で、最も優れた耐薬品性・耐溶剤性・耐熱性を有するゴム材料です。分子構造の主鎖がすべてフッ素結合(C-F)であるため、同じ極性を持つ薬品(有機フッ素薬品等)を除く、ほぼ全ての薬品から影響を受けない耐薬品性を有しています。

ゴム材料の基礎知識

NBRとは

ニトリルゴム(NBR)は、ブタジエンとアクリロニトリルの共重合体です。
耐油性特殊ゴムの代表格であり、耐熱性・耐ガス透過性・機械的性質にも優れているため、自動車部品や工業用品などに幅広く使用されています。

ただし、化学構造上耐薬品性・耐候性(オゾン)が弱い面もあり、使用・保管環境には注意が必要です。

シール対象流体(NBR)
エンジン油 ガソリン ベンゼン
ギヤ油 軽油・灯油 メタノール
リチウムグリス 重油 アセトン
シリコーングリス トルエン
タービン油 熱水・水蒸気 エタノール
リン酸エステル油 塩酸 都市ガス
シリコーン油 硫酸 LPG
ブレーキ油 硝酸 オゾン

◯:使用可  △:条件により使用可  ✕:使用不可

「新版 ゴム技術の基礎(日本ゴム協会編)」「非金属材料データベース(日本規格協会)」、及び社内資料より抜粋・編集。
(注意)この一覧表は一般的性能の目安で、保証するものではありません。

EPDMとは

エチレン・プロピレンゴム(EPDM)は、エチレンとプロピレン、さらに少量のジエンを含む三元重合体です。
使用温度の可能領域が-40~120℃程度と広く、耐水性・耐老化性・耐候性(オゾン)に優れているため、自動車・工業・建設用製品などに幅広く使用されています。

弊社では、水廻りのシール用材として長年実績があり、+αの性能を持たせた高機能ゴム材料を多数開発しています。

シール対象流体(EPDM)
エンジン油 ガソリン ベンゼン
ギヤ油 軽油・灯油 メタノール
リチウムグリス 重油 アセトン
シリコーングリス トルエン
タービン油 熱水・水蒸気 エタノール
リン酸エステル油 塩酸 都市ガス
シリコーン油 硫酸 LPG
ブレーキ油 硝酸 オゾン

◯:使用可  △:条件により使用可  ✕:使用不可

「新版 ゴム技術の基礎(日本ゴム協会編)」「非金属材料データベース(日本規格協会)」、及び社内資料より抜粋・編集。
(注意)この一覧表は一般的性能の目安で、保証するものではありません。

FKMとは

FKM(フッ素ゴム)とは、有機フッ素化合物を中心とした重合物です。
フッ素結合が多いことから、耐熱性や耐薬品性、耐溶剤性・耐オゾン性などが、他の合成ゴムと比べて非常に優れています。近年非常に注目され、活躍の場が増えてきているゴム材料です。
ただし、有機酸・ケトン・エステル・アミン系の薬品には耐性がなく、価格も他のゴムと比較すると少し割高となります。

シール対象流体(フッ素ゴム)
エンジン油 ガソリン ベンゼン
ギヤ油 軽油・灯油 メタノール
リチウムグリス 重油 アセトン
シリコーングリス トルエン
タービン油 熱水・水蒸気 エタノール
リン酸エステル油 塩酸 都市ガス
シリコーン油 硫酸 LPG
ブレーキ油 硝酸 オゾン

◯:使用可  △:条件により使用可  ✕:使用不可

「新版 ゴム技術の基礎(日本ゴム協会編)」「非金属材料データベース(日本規格協会)」、及び社内資料より抜粋・編集。
(注意)この一覧表は一般的性能の目安で、保証するものではありません。

FFKM(パーフロロエラストマー)

全てのゴムの中で、最も優れた耐薬品性・耐溶剤性・耐熱性を有するゴム材料です。
四フッ化エチレン-フルオロメチルビニルエーテルゴム(FFKM/パーフロロエラストマー)は分子構造の主鎖がすべてフッ素結合(C-F)であるため、同じ極性を持つ薬品(有機フッ素薬品等)を除く、ほぼ全ての薬品から影響を受けない耐薬品性を有しています。

その高い性能に比例し、価格が非常に高価なため、これまでは自動車や化学プラント・半導体関連機器など、一部の分野でのみ使用されてきました。
近年では価格も安定してきており、他業種での需要も急速に広がっています。

FFKM詳細はこちら

主要材料一覧

ゴムの種類 材料名 特徴 硬度 用途・実績
NBR N-1170B 一般汎用 70 JIS規格「NBR-70-1」相当の、油・空気・ガス用の標準材料です(旧JIS:1種A)。
N-1190B 一般汎用 90 JIS規格「NBR-90」相当の、油・空気・ガス用の標準材料です(旧JIS:1種B)。
N-702B 一般汎用 70 JIS規格「NBR-70-2」相当の、耐ガソリン用材料です(旧JIS:2種)。
N-2150B 一般汎用 50 油・空気・ガス用の標準材料です。
N-609B 一般汎用 60 油・空気・ガス用の標準材料です。
N-721B 一般汎用 70 耐オゾン性を有しており、屋外での使用に適しています。
N-802B 一般汎用 80 硬度の高いゴムで、水圧の高い水道部品に使われています。
N-906B 一般汎用 90 硬度の高いゴムで、ガス機器に使用されています。
N-515 自己潤滑材料 50 固着防止・摩擦抵抗の軽減を目的に開発された機能性ゴム材料です。
N-709B 自己潤滑材料 70 固着防止・摩擦抵抗の軽減を目的に開発された機能性ゴム材料です。
EPDM E-210 一般汎用 20 低硬度のEPDMで伸縮性・屈曲耐性が高いゴムです。
E-401 一般汎用 40 低硬度のEPDMゴムで、様々な場面で使われます。
E-503 一般汎用 50 低硬度のEPDMゴムで、様々な場面で使われます。
E-614 一般汎用 60 標準よりやや柔らかめで、 水道周りの使用に適したゴムです。
E-718 一般汎用 70 シールとして最適な硬度で、水道周りの使用に適したゴムです。
E-804 一般汎用 80 標準よりやや硬めのゴムで、水道周りの使用に適したゴムです。
E-745 低圧縮永久歪/耐塩素 70 深紫 非常に優れた圧縮永久歪を持つ、ヘタリにくい水道周りの使用に適した材料です。
E-618 自己潤滑材料 60 固着防止・摩擦抵抗の軽減を目的に開発された機能性ゴム材料です。
E-743 自己潤滑材料 70 固着防止・摩擦抵抗の軽減を目的に開発された機能性ゴム材料です。
E-813 自己潤滑材料 80 固着防止・摩擦抵抗の軽減を目的に開発された機能性ゴム材料です。
E-916 耐水素用 90 耐水素性に優れ、高圧(90MPa)・低温(-40℃)に対応するEPDMです。
FKM(フッ素ゴム) F-6270 一般汎用 70 JIS規格「FKM-70」相当の、耐熱性や耐薬品性、耐溶剤性・耐オゾン性などが、非常に優れてるゴムです(旧JIS:4種D)。
F-600 一般汎用 60 標準よりやや柔らかめで、耐熱性や耐薬品性、耐溶剤性・耐オゾン性などが、非常に優れています。
F-705 耐温水 70 耐熱性や耐薬品性、耐溶剤性・耐オゾン性などが、非常に優れています。
F-708 自己潤滑材料 70 固着防止・摩擦抵抗の軽減を目的に開発された高機能ゴム材料です。
F-751 接着用 70 耐熱性や耐薬品性、耐溶剤性・耐オゾン性などが非常に優れたフッ素ゴムの中でも、金属との焼付成形(一体成形)に適しています。
F-811 耐温水 80 耐熱性や耐薬品性、耐溶剤性・耐オゾン性などが、非常に優れています。
F-914 耐温水 90 耐熱性や耐薬品性、耐溶剤性・耐オゾン性などが、非常に優れています。
F-915 耐水素用 90 耐水素性に優れ、高圧(90MPa)・高温(150℃)に対応するフッ素ゴムです。
F-708 自己潤滑材料 70 固着防止・摩擦抵抗の軽減を目的に開発された機能性ゴム材料です。
FFKM(パーフロロエラストマー) PF-703 高機能材料 75 極めて優れた耐薬品・耐溶剤性をもつ高機能ゴム材料です。
Q(シリコーンゴム) SRX-50 耐温水用 50 耐温水用シリコーン材料です。
食品衛生法に適合しています。

弊社の主要ゴム材料はRoHS指令に対応しております。
その他コンパウンドも多数ご用意しております。
詳しくはお気軽にお問い合わせください。

JIS材料規格一覧

JIS材料規格一覧

JIS記号
(JIS B 2401-1)
NBR
-70-1
NBR
-90
NBR
-70-2
HNBR
-70
HNBR
-90
FKM
-70
FKM
-90
EPDM
-70
EPDM
-90
VMQ
-70
ACM
-70
旧JIS名称 1種A 1種B 2種 4種D 3種 4種C
常態試験 タイプAデュロメーター硬さ A70±5 A90±5 A70±5 A70±5 A90±5 A70±5 A90±5 A70±5 A90±5 A70±5 A70±5
引張強さ(MPa)最小 10.0 14.0 10.0 16.0 16.0 10.0 10.0 10.0 10.0 3.5 6.0
伸び(%)最小 250 100 200 180 100 170 80 150 150 60 100
引張応力(MPa)最小 2.5 2.5 2.5 2.5 2.0
熱老化試験 温度及び時間 120℃
×72h
120℃
×72h
100℃
×72h
150℃
×72h
150℃
×72h
230℃
×72h
230℃
×72h
100℃
×72h
100℃
×72h
230℃
×72h
150℃
×72h
タイプAデュロメーター硬さ変化 10 10 10 15 15 5 5 10 10 10 10
引張強さ変化率(%)最大 -15 -25 -15 -30 -30 -10 -10 -15 -15 -10 -30
伸び変化率(%)最大 -45 -55 -40 -40 -40 -25 -25 -45 -45 -25 -40
圧縮永久ひずみ試験 温度及び時間 120℃
×72h
120℃
×72h
100℃
×72h
150℃
×72h
150℃
×72h
200℃
×72h
200℃
×72h
100℃
×72h
100℃
×72h
175℃
×72h
150℃
×72h
圧縮永久歪(%)最大 40 40 25 40 40 40 40 25 25 30 60
耐油試験 温度及び時間 120℃
×72h
120℃
×72h
23℃
×72h
150℃
×72h
150℃
×72h
175℃
×72h
175℃
×72h
100℃
×72h
100℃
×72h
175℃
×72h
150℃
×72h
試験油 潤滑油No.1 潤滑油No.1 潤滑油No.1 潤滑油No.1 潤滑油No.1 潤滑油No.1 潤滑油No.1 ブレーキ液 ブレーキ液 潤滑油No.1 潤滑油No.1
タイプAデュロメーター硬さ変化 -5~+8 -5~+8 -8~0 -5~+10 -5~+10 -10~+5 -10~+5 -15~0 -15~0 -10~5 -7~+10
引張強さ変化率(%)最大 -15 -20 -15 -20 -20 -20 -20 -40 -40 -20 -30
伸び変化率(%)最大 -40 -40 -25 -40 -40 -20 -20 -40 -40 -20 -40
体積変化率(%) -8~+5 -8~+5 -3~+5 -10~+5 -10~+5 -5~+5 -5~+5 0~+12 0~+12 0~+10 -5~+5
温度及び時間 120℃
×72h
120℃
×72h
23℃
×72h
150℃
×72h
150℃
×72h
175℃
×72h
175℃
×72h
      150℃
×72h
試験油 潤滑油No.3 潤滑油No.3 潤滑油No.3 潤滑油No.3 潤滑油No.3 潤滑油No.3 潤滑油No.3       潤滑油No.3
タイプAデュロメーター硬さ変化 -15~0 -10~+5 -20~0 -15~+5 -15~+5 -10~+5 -10~+5       -20~0
引張強さ変化率(%)最大 -25 -35 -45 -30 -35 -20 -20       -40
伸び変化率(%)最大 -35 -35 -45 -40 -40 -20 -20       -40
体積変化率(%) 0~+20 0~+20 0~+30 0~+30 0~+25 -5~+5 -5~+5       0~+30
低温弾性回復試験 低温弾性回復試験 -15 -15 -10 -15 -15 -10 -10 -30 -25 -30 -10
腐食試験 温度及び時間 70±1℃×24h
外観 相手金属を腐食したり、粘り付きを生じさせてはならない。金属面の変色は腐食と認めない。

日本規格協会発行「JIS B 2401-1:2012」より抜粋

ページトップ