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○○「ゴムって意外とおもしろい!」           ○
○      高石工業メールマガジン Vol.23      ○
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○○○○○○○○○○○○○○★2009年12月25日号★○

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ゴムって実はおもしろい素材なんです―。

熱を加えると縮んだり、油にふれると膨らんだり、配合一つで性
能が変わったりと…。
ゴムって地味な存在に思われがちですが、実は非常に奥が深い素
材なんです。そんなゴム製品の開発に取り組んでいる私たちの取
り組みをお伝えします。

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このメールマガジンは、現在お取引させていただいているお客様、
展示会等で名刺交換させていただいた皆様にお送りしています。

ご不要な場合はお手数ですが、
「このメールをそのままご返信いただく」か、
「以下のURLへアクセスの上、メールアドレスを入力」して下さい。
次号より配信を停止致します。
https://sv150.xserver.jp/~takaishi-ind/takaishi-ind.co.jp/mailmagazine/cancel.php

★――INDEX――――――――――――――――――――★

[1]ゴムQ&A
  ~皆様からいただいたご質問を毎月1つずつご紹介!
     貴社の業務に役に立つヒントがあるかも?!

[2]社長コラム
  ~『枚岡合金工具さまに工場見学に行きました。』

[3]伸縮自在ブログより
~当社の研究・開発に取り組む様子をお伝えしている
   高石工業開発型ブログ「伸縮自在」の一部をご紹介。
   今月は『ゴム材料研究開発支援の事業化とその事例について №2』
   をお届けします。

[4]高石工業設備紹介
  ~『試験練りするときや、少量のゴムを分出しするときに使う
6インチのテストロール。新旧2本のロールを使い分けて
います』
   

[5]ゴムに関するお困りごとを解決した事例集が完成!
  ~このメルマガをお読みの方にプレゼントいたします!

[6]高石工業ニュース
  ~『年末年始の休業につきまして』

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■□ [1]ゴムQ&A
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【今月のご質問】
Q.
インターネットで御社のホームページを見つけました。ゴムに
ついての問い合わせを受け付けるとありましたので、質問をさせて
いただきます。
私はモーター部品関連の設計をしており、モーターから出るシャフト
にゴムをはめ込む製品で困っていることがあります。
それは、シャフトに円筒形のゴムをはめ込んだときに空回りする
ということですが、なかなか解決しません。
シャフトの直径はφ5で長さは50mmあります。

A.
上記の話以外にもお電話で詳しくお伺いしたところ 、ゴムの
観点からご提案できることが4点あります。

1) ゴムの内径を小さくする。
 ゴムの内径を小さくすることでシャフトに強く抱きつくように
 なりますので空回りがおさえられるようになります。

2) ゴムの硬度を硬くする
 硬度が上がるとことでも抱きつきが強くなります。この方法も
 有効です。

3) 穴の形を真円以外にする。
 例えば円筒形のゴムの内径を真円ではなく、アルファベットの
 「D」の形などにすると、「D」の直線部分のところでゴムが
 シャフトが空回りすることをおさえます。

4)接着する
 一番確実なことは接着してしまうことです。モーターとして
 完成した製品に接着することは難しいですが、シャフトだけであれば
 焼付けることも検討できるかと思います。

このご提案のあと、お客様には1)と3)をあわせた方法でテストを
していただいております。

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ゴムに関するご質問に弊社スタッフがお答えします。
貴社の業務で発生した疑問・質問をお寄せ下さい。メールにて
回答いたします。

なお、お寄せいただいた質問およびその回答は次回のメルマガに
掲載させていただくことがあります。その際はその旨をお伝えし、
了解をいただいてから掲載いたします。
(貴社名は掲載いたしません。例)高石工業→大阪府 T社様)

「おことわり」
お答えできるのは弊社で製造できる製品に限ります。タイヤ・
ホース・樹脂関連などのご質問にはお答えできません。また配合
などの機密事項にもお答えいたしかねますのでご了承下さい。

ご質問はこちらから:
https://sv150.xserver.jp/~takaishi-ind/takaishi-ind.co.jp/contact/?mail091225

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■□ [2]社長コラム
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先週の水曜日、枚岡合金工具株式会社様へ工場見学に行きました。

http://www.digitaldolphins.jp/special/factory/index.html

朝礼を拝見し、一緒に工場清掃に参加し、そのあと社内見学を
させていただきました。

枚岡合金様の社長自ら今までの取り組みをご紹介頂き、
「3Sで絶対利益が出ます!」とのお話にはとても納得できました。

3Sが成功する秘訣は、「ルールを決めること、決めたら徹底的に
守ること」だそうです。

社長のお人柄と(つい先日ホノルルマラソンを完走されたそうです!)、
社員のイキイキとした表情が印象的でした。

わが社がこれから目指す5S(3S)の理想かなと思いました。

この週末、早速私の机の上を整理整頓しました。捨てるものばかり
でした。

わが社も明日から「本気」で5Sに取り組もう、そう思った見学会
でした。

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弊社代表取締役 高石秀之のブログ「ゴムのヒント」更新中!
まじめな仕事の話から、趣味の話まで
http://www.takaishi-ind.co.jp/blog/?mail091225

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■□ [3]伸縮自在ブログより
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営業部の斉藤です。

前回のメールマガジン(11月25日号)では主に会社概要に
ついてお話ししました。
今回は、当社の3つの事業についてお話しします。

まずは量産から。
量産にあたっての一番の特徴は、製品を国内自社工場で一貫生産
していることです。したがって、品質管理はもとより、すべての
工程においてきめ細かい対応が可能です。

配合も自社でしておりますので、お客様の使用用途に合ったコン
パウンドをご提案できます。形状は、特殊形状が得意で、ゴムと
金具の焼付け品もできます。またロットが小さいものでもお受け
しております。

なお、現在扱っている合成ゴムは、NBR、EPDM、Q、FKM、
H-NBRの5種類です。

次に試作。
試作は1個からでも承っております。
「特殊な形状を特殊な材料で」作っておりますので、金型が必要に
なります。お客様の中には金型を作るというと、納期やコストの
面で躊躇されることもあるかと思います。

しかし、当社では、試作型を自社内で作ることにより、短納期、
低コストを実現しております。試作だけというご要望もお受け
いたしますし、量産を見据えたご提案も行っております。

最後に開発支援ですが、これはゴム材料の研究開発支援を行って
いる業務です。お客様からのご要望に応じて、材料の配合・混練、
またその材料での試験片の作成をしています。さらに、その試験片
の物性試験も承っております。

このように、お客様からのゴムに関するさまざまなご要望にお応え
できる体制がととのっております。

次回は、「ゴム材料の研究開発支援を始めるきっかけとなった事例」
をご紹介します。

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●社長に負けじと社員も「社員の『のびのび』ブログ」を書いています!
社員一人ひとりの横顔と仕事に取り組む様子をぜひご覧ください。
毎週火曜日と木曜日に更新!
http://www.takaishi-ind.co.jp/nobinobi/?mail091225

● 4月から始まった当社の「研究・開発への取り組みの様子」を
お伝えする「高石工業開発型ブログ『伸縮自在』」もおかげさまで
好評です。こちらは隔週月曜日に更新!
http://www.takaishi-ind.co.jp/jizai/?mail091225

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■□ [4]高石工業の設備ご紹介
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●「テストロール」

当社は『練り』の工程をオープンロールで行っています。
そのオープンロールの小型版がテストロールで、当社には6インチの
テストロールが2台あります。1台は会社の歴史(今年で62年目)
より古いであろうと思われるもので、もう1台は導入されてから
まだ2年半ほどしか経っていない両極端な設備です。

◇新旧テストロールの使い分け

旧テストロールはカーボンブラック配合のゴムを試験練りするときや、
少量のゴムを分出し(ゴムの塊をシート状に加工すること)する
ときに使用しています。

一方、新テストロールは主にカラー配合のゴムを試験練りするときに
使用していますが、まれにカーボンブラック配合のゴムを試験練り
するときにも使うことがあります。

その理由は、新テストロールには旧テストロールにない機能が2つ
あって、その機能を使わないと練りにくい(もしくは練れない)
場合があるのです。

◇新テストロールの2つの機能

1つ目の機能はロールの回転数を変えられることです。
ロールに粘着しやすいゴムを練るときは作業性を良くするために
回転数を遅くしたり、薬品の分散を良くするときには回転数を早く
したりするなど状況にあわせて調整をしています。

実際にこの機能があるおかげで、ロールにとても粘着しやすいゴム
でも少しの工夫で練れるようになったということがありました。

2つ目の機能はロール表面温度を最大150℃まで上げられること
です。この機能はあまり使うことがないのですが、高温でしか
ゴムに混ざらないという薬品もあり、そういった場合には新テスト
ロールが活躍するわけです。

少量練りができるこれら2台のテストロールがあることによって、
ゴム材料の研究開発支援やゴム製品の試作にも対応することが
できるので、技術部員にとってはとても重要度の高い設備となって
います。

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弊社では皆様からのご注文、ご期待にお応えするべくさまざまな
設備を取り揃えています。小さなものから大きなものまで1つひ
とつがお客様のご要望を「かたち」にする大切な財産です。
他の設備はこちらから
http://www.takaishi-ind.co.jp/making/factory.php?mail091225

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■□ [5]ゴムに関するお困りごとを解決した事例集が完成!
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弊社営業マンは日ごろお客様より、ゴムに関するさまざまなご相談
をいただきます。そのご相談には担当営業マンに限らず、全社をあ
げて最良と思われる解決方法を考え、そしてお客様へ提案というか
たちでお返事をさせていただいています。その結果、これまでにた
くさんの問題解決のお役に立ってきました。

そして今回、その解決事例集を1冊の小冊子にまとめ、皆様のお手
もとにお届けすることになりました。弊社のノウハウが詰まった1
冊です。貴社の業務にもお役に立つのではないでしょうか。

ご希望の方はお手数ですが、以下の破線内にある必要事項をご記入
の上、件名に「小冊子希望」とお書きいただきメールにてご返信く
ださい。

近郊の方は営業マンが順次お届けに上がります。遠方の方は申し訳
ございませんが、郵送となります。

———————————————————-

郵便番号:
ご住所:
貴社名:
部署名:
ご担当者:

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■□ [6]高石工業ニュース
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2009年の営業は12月29日までとなっております。
12月30日から1月4日までは休業とさせていただきます。
また2010年は1月5日からの営業となります。
なお、この間にいただきましたメールやFAXなどのお問い合わせに
つきましては、1月5日から順次お返事をさせていただきます。

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 編集後記
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先週末から急に寒くなりました。いよいよ冬本番ですね。
市場へ買い物に行っても迎春準備をするための商品が並び、
あらためて年の瀬だと感じます。

今年1年皆様にとってはどんな年だったでしょうか。
2010年が皆様にとって良い年でありますように。
来年もまた高石工業をよろしくお願い申し上げます。(営業部 佐藤)

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発行:高石工業株式会社
〒567-0897大阪府茨木市主原町3-18
TEL 072-632-3365(代)FAX 072-635-1287
web http://www.takaishi-ind.co.jp/
メール otoiawase@takaishi-ind.co.jp
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