高石工業メールマガジン

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高石工業メールマガジン - バックナンバー 個別

Vol.25 2010年1月25日号

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○○「ゴムって意外とおもしろい!」           ○
○      高石工業メールマガジン Vol.25      ○
○                          ○○   
○○○○○○○○○○○○○○○★2010年1月25日号★○

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ゴムって実はおもしろい素材なんです―。

伸ばした状態で熱を加えると縮んだり、油にふれると膨らんだり、
配合一つで性能が変わったりと…。
ゴムって地味な存在に思われがちですが、実は非常に奥が深い素
材なんです。そんなゴム製品の開発に取り組んでいる私たちの取
り組みをお伝えします。

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このメールマガジンは、現在お取引させていただいているお客様、
展示会等で名刺交換させていただいた皆様にお送りしています。

ご不要な場合はお手数ですが、
「このメールをそのままご返信いただく」か、
「以下のURLへアクセスの上、メールアドレスを入力」して下さい。
次号より配信を停止致します。
https://sv150.xserver.jp/~takaishi-ind/takaishi-ind.co.jp/mailmagazine/cancel.php

★――INDEX――――――――――――――――――――★

[1]ゴムの「Knowledge」
  ~『EPDMについて』

[2]社長コラム
  ~『伊那食品工業さんを訪問しました。』

[3]「高石工業開発型ブログ 伸縮自在」より 今月の担当は斎藤
  ~『ゴム材料研究開発支援の事業化とその事例について No.4』

[4]「のびのびブログ」より 今月の担当は佐藤
  ~『ムダな買い物』

[5]今月の気になる商品ご紹介
  ~『食べられる昆虫の正体は…?』

[6]高石工業ニュース
  ~『力を入れて「5S活動」に取り組みます』
    
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■□ [1]ゴムの「Knowledge」
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◆一般特性

EPDMは、エチレンとプロピレンの共重合体に、非共役ジエン
モノマーである第3成分を共重合させたものです。主鎖中に二重
結合をもたないため耐候性や耐熱性がいいことが特徴です。

硫黄、過酸化物のどちらでも架橋が可能(種類による)で、
特に過酸化物で架橋させたものは耐久性や耐熱性が良好であるため、
水や熱水が流れる水回りのシール材として身の回りで幅広く使われ
ています。

一方、耐油性には乏しく、オイルがふれると膨潤することがあります。

◆高石工業製EPDMの特徴

EPDMはNBRと並び、取扱量の多いゴム材料です。研究にも力を
入れており、さまざまな特徴ある材料を開発しています。

●半透明EPDM
 …補強材にカーボンブラックではなく、シリカを使用することで
  ゴム材の色を半透明にしたEPDMです。補強材にカーボン
  ブラックを使用したゴムは、水道水に含まれる次亜塩素酸
  ナトリウムの影響でカーボンブラックが離脱してしまい、
  墨汁現象が起こることがあります。そういった時にこの
  「半透明EPDM」をご提案しています。

●固着しにくいゴム(商品名:ESPラバー)
 …表面がつるつるとしていて、すべりのいいゴムです。ゴムの
  混練時に滑る成分を配合しています。その成分がじわじわと
  にじみ出てくる(いわゆるブルームです)ことで、固着を防止
  してくれます。また表面の滑りがいいため、潤滑剤を使わず
  製品へ組み込む場合にも有効なゴムです。
    
●金具への焼付け専用EPDM
 …金具へ焼付けをする際に一番重要なのは接着性です。製品として
  ご使用いただいている途中で剥離が起こらないよう金具との
  接着を強固におこなえる焼付け専用EPDMを開発しています。

●エアポンプのダイヤフラム用EPDM
 …エアポンプに使われるダイヤフラムは1秒間に最大60回振動
  します。1年間では1,892,160,000回となります。さらに
  10年使われると約190億回と、とてつもない回数となります。
  つまり、これに耐えうる耐久性が求められるわけですが、
  弊社ではこのダイヤフラム専用のEPDMを開発し、長年に
  わたりお客様へお納めしています。

●これら以外にも、硬度が13のやわらかいEPDM、などお客様の
ニーズにあわせていろいろなEPDMを開発しています。

◆特性一覧

●ゴム材料・・・・・・・EPDM
硬さ・・・・・・・13~90

●加硫ゴムの物性的性質
耐熱性(最高温度)・・・・・150℃
耐熱性(常時)・・・・・・・100℃
耐寒性(脆化温度)・・・・・-65℃

耐老化性・・・・・・・・・5
耐オゾン性・・・・・・・・5
耐候性・・・・・・・・・・5
耐炎性・・・・・・・・・・2
ガス透過性・・・・・・・・5
耐圧縮歪み性・・・・・・・3
耐摩耗性・・・・・・・・・4
耐屈曲亀裂性・・・・・・・4
反発弾性・・・・・・・・・3
引裂き強さ・・・・・・・・3

●加硫ゴムの耐油・耐薬品性
ASTM#1油・・・・・・1
ASTM#2油・・・・・・1
IRM903・・・・・・・1
ASTM A油・・・・・・1
ASTM B油・・・・・・1
ブレーキオイル・・・・・・5
ガソリン・・・・・・・・・1
ベンゼン・・・・・・・・・2
トルエン・・・・・・・・・2
トリクレン・・・・・・・・1
メチルアルコール・・・・・5
エチルアルコール・・・・・5
MEK・・・・・・・・・・5
酢酸エチル・・・・・・・・5
強酸・・・・・・・・・・・3
弱酸・・・・・・・・・・・4
強アルカリ・・・・・・・・5
弱アルカリ・・・・・・・・5

●5~1の表記について
5:運動用に使用可能
4:条件により運動用に使用可能
3:固定用に使用可能
2:条件により固定用に使用可能
1:使用不可能

※あくまでも目安です。特徴・特性を保証するわけではありません。
それぞれの材料について、用途に合わせてさまざまな種類があり
ますので、使用にあたってはご相談下さい。

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■□ [2]社長コラム
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長野県の伊那食品工業株式会社さんにお邪魔し、お話を伺いました。
伊那食品は「年輪経営(ブームを追わず、毎年少しずつ成長する経営)」
で知られ、また「会社は社員のためにある」と公言しておられます。

本社は「リゾート地か?」と見まがうくらいのきれいな敷地
(社員の皆さんが朝掃除をされているそうです)で、外部の人向けの
食堂や展示ホール、お土産ショップまであります。実際観光ルート
にも組み込まれ、観光シーズンになると多くの人でにぎわうそうです。

今回、秘書広報室長さんにお会いすることができました。
開口一番、「経営とは知らしめることです」とおっしゃられました。
以下お話のなかで心に残った点です。

●「遠きをはかるものは富み、近きをはかるものは貧す」
時代に対応する経営戦略を立てる。今の現場の仕事をしっかりして、
余裕のあるうちに次の種まきをする。伊那食品さんもそうして
和菓子の材料である寒天から様々な機能性食品に軸足を移して来た。

●経営とは社長の思いを社員に伝えること。それも何回も夢を語ること。
そして人の力を合わせること。
そのためには社長が率先垂範して行動し、皆に「背中」を見せること。
言葉だけでは社員はついてこない。

●一日のうち一番いい時間を仕事に使っているのだから、過ごす場所で
ある職場を快適にするように気づかせること。会社が発展したら自分に
返ってくると、きちんと社員に説明すること。「気づかせる」ことが
社長の仕事。今が厳しい時代だからこそ、当たり前のことを徹底する。
社会に迷惑をかけない立派な社員が力を合わせて「いい会社」ができる。

「社長の思いが正しければ成功します」という言葉に大変勇気を頂くと
同時に、自分はまだまだ熱く語れていないな、徹底できていないなと
反省し思いを新たにする一日でした。

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弊社代表取締役 高石秀之のブログ「ゴムのヒント」更新中!
まじめな仕事の話から、趣味の話まで
http://www.takaishi-ind.co.jp/blog/?mail100125

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■□ [3]「高石工業開発型ブログ 伸縮自在」より
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営業部の斉藤です。

前回は、私どもがゴム材料の研究開発を始めるきっかけになった
事例の紹介と、どういったお客様を対象としているかというお話を
しました。

今回は、ゴム材料の研究開発支援のメニューを詳しくお話ししたい
と思います。

ゴム材料研究開発支援のメニューをご紹介します。

1)材料の配合・混練
配合は基本的にお客様に指定していただいております。
すべて指定の場合もありますし、一部の配合だけであとはおまか
せという場合もあります。
一般的なものをご提案してそこから配合設計する場合もあります。

これまでの実績で申しますと、配合量の細分化というものが
あります。

たとえばフィラーの量を20部・40部・60部というように、
特定材料の配合量を段階分けします。

他には、原材料の選択というもので、ポリマーの種類を分ける
場合もあります。
たとえば配合内容・分量は同じで、NBRとEPDMで試してみる、
というようなことです。

次に配合材料の選択で、これは特定の配合剤の種類を変えます。
たとえばカーボンブラックの種類を分けて配合量を同じにして試す
というやり方です。

他には硬さに照準を合わせてこちらで配合量を調節するといことも
できます。

2)試験片の作成

平角やダンベル・円柱形状、規格サイズのORなど、普段私たちが
物理試験に使用する試験片は金型がございますので、基本形として
お出しできます。

お客様によっては、試験機に合わせて特殊形状が必要と
いったご要望がございます。そういった場合には、金型を作って
対応をしています。

簡易試作型を自社内で作ることが可能ですので、短納期・低コストで
ご提供しております。

試験条件を調整することも可能です。
たとえば、加硫時間を細分化して1分・3分・5分、などとする
ことができます。また逆にすべての成形条件を統一させることも
可能です。ほかには二次加硫条件を調整したりできます。
一般的な試験条件をこちらからご提案することも可能です。

3)各種物性試験
各種物性試験も承ります。
常態試験の、硬さ・引っ張り強さ・伸び、老化試験や圧縮永久歪
試験などの対応をしております。ほかには浸漬試験なども可能です。
遠慮なくお申し付けください。

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● 4月から始まった当社の「研究・開発への取り組みの様子」を
お伝えする「高石工業開発型ブログ『伸縮自在』」もおかげさまで
好評です。こちらは隔週月曜日に更新!
http://www.takaishi-ind.co.jp/jizai/?mail100125

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■□ [4]「のびのびブログ」より 今月の担当は佐藤
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営業部 佐藤です。
今日は5S活動のお話を少し。 

1月11日の月曜日、営業部内で各自の机の中を整理しました。
具体的にしたことは、
「机の引き出しに入っている物を一度全部取り出し、
普段使わないものは、1ヶ所にあつめる」
ということです。

普段使うか、使わないかの基準は
『4時間以内に1度は使うかどうか』
です。

この4時間は午前、および午後の勤務時間にあたります。
つまり午前、午後とも1回以上使うものは手元におく、
それ以下しか使わないものは机には置かない
というルールにしました。

小一時間もすればいろんなものがドンドンあつまってきます。
たった6人の机からペン25本、マジック20本、のり7個、
など、たくさんのものがでてきました。
いかにムダな買い物をしていたかがよくわかります。

各自がおのおのに必要だと思って身の回りにおいて
いたものは、ただただ不必要な経費を使っているだけだったのですね。
特にペンやマジック類の多さにはみんなで驚いたものでした。

今回は「2010年 5S活動」の第1弾です。
今回の整理でせっかく机の中から余分な物がなくなり、スペースが
できたのに、知らず知らずにまたモノであふれかえるということが
ないように、次回の営業部5S活動では、机の中に必要な物だけを
入れられるように、はさみや消しゴムのかたちをくりぬいた大きな
スポンジを入れることにしました。

それによって「はさみ」のかたちをしたところには「はさみ」しか
入れられなくなりますので、不必要に物が増えることもありません。

今年はこのように例年以上に積極的に5S活動に取り組み、ムダを省き、
効率よく仕事ができるように取り組んでいきます。

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●社長に負けじと社員も「社員の『のびのび』ブログ」を書いています!
社員一人ひとりの横顔と仕事に取り組む様子をぜひご覧ください。
毎週火曜日と木曜日に更新!
http://www.takaishi-ind.co.jp/nobinobi/?mail100125

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■□ [5]今月の気になる商品ご紹介
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今月ご紹介する商品は、なんと言えばいいのか言葉を選びますが、
「食べられる昆虫」です。

もちろん昆虫そのものが食べられるということではありません。
2月20日にメガハウスから発売される
「ジュース合成 グミックス マザーセンター」(税込3675円)を
使ってつくる「グミ」のお話です。

まず、ジュースやソースなどの「色のついた液体」とゼラチンを
混ぜて、グミの元となる「グミ液」を作ります。そしてそれを
専用の「型」に流し込んで冷やし固めます。それに足などのパーツを
接着すると、「カエル」や「クワガタ」が作れるという仕組みです。

なぜこれをご紹介したかというと、完成度がものすごーく高いから
です。もちろん、まだ発売前ですので実物は見ていませんが、
写真を見る限り、そのリアルさはかなりのものがありそうです。

なんでも、開発で目指したものは、『キモおいしい』なんだとか…。

以前このメルマガで、女の子を中心にクッキングトイが流行って
いることを取り上げましたが、このグミックスはそれに男の子の間
で流行した「甲虫王者ムシキング」を足した感じなのかと思います。

しかし、子供たちがほしがっても、お母さんはどういう反応をする
のでしょうか。なんとも微妙な感じがしなくもないですが…。

以上、今月の気になる商品ご紹介でした。

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■□ [6]高石工業ニュース
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最近他社さんの工場や事務所を見学させていただく機会が増えて
います。これは上記の「のびのびブログ」でご紹介したように、
今年特に力を入れて取り組もうとしている「5S活動」の参考に
させていただくためで、5S委員や社内改善プロジェクトチーム
以外にも参加できる従業員は時間の許す限り見学会に加わっています。

やはりこういう会社さんは見学を受け入れるだけのことはあって、
どこもあらゆることにおいてきちんとされています。

書類の整理整頓、清掃の方法、従業員の方のあいさつ、身だしなみ、
などなど、本当に参考にあることが多く、弊社でも実践できる
ことは少しずつ取り入れています。

まずは今年一年、しっかりと「5S活動」に取り組んで、働きやすい
環境を作り、その活動を利益の出る活動へとつなげていこうと
考えています。

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 編集後記
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今年はスポーツの世界で大きな大会が2つありますね。一つは、
来月にバンクーバーで開催される冬季オリンピック、もう一つは、
6月から7月にかけて南アフリカで行われるサッカーのW杯です。

こういった大会が開催されるたびに睡眠不足に陥ってしまいますが、
純粋な真剣勝負が繰り広げられる中で生まれる感動のドラマを
見ずにはいられません。

しかし…、仕事に支障が出ないようにしないといけませんね…。
(営業部 佐藤)

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