茨木市の中心街を南北に走る「桜通り」を2㎞程北に行くと・・・
JRの高架が見えてきます。
「丸また」と呼ばれる高架下のトンネルです。
おそらく日本の中でも最も古い高架のひとつです。
茨木の「丸また」は、正式には門ノ前架道橋/門ノ前跨道橋と呼ばれる、JR京都線の下をくぐる明治時代のレンガ造りの鉄道構造物です。
1876年(明治9年)に東海道本線開通と同時にできており、土木学会の選奨土木遺産「大阪京都間鉄道煉瓦拱渠群」にも含まれています。
見どころは、レンガのアーチ、石積みの基礎、そして中に入ったときに感じる独特の“ねじれ”です。側壁の下部は石材の乱積み、上部はレンガのイギリス積みで、迫受石を鋸歯状に加工してレンガをアーチ状に積み上げるなど、かなり丁寧な施工が確認されています。
これほど古い土木遺産でありながら、今も地元の生活道路・抜け道として使われています。
「見学する史跡」ではなく、いわば「暮らしの中に残っている明治のインフラ」ですね。
丸またを抜けたところにはお豆腐の「伏見屋」さんがあります。
こちらも明治から続く老舗です。










