一週間にわたって出展した、ハノーバーメッセ2025が終わりました。
出展しての雑感を記します。
今年も水素・燃料電池産業には注目が集まっていると思っていたのですが・・・
どうも、水素・燃料電池の市場がイマイチ成長していないようです。
まず、水素・燃料電池パビリオンでは空きブースが目立ちました。
こんなことは今までありませんでした。
それに、これまで毎年出展していた顔見知りのブースも今年は出展を見送っていて、水素・燃料電池パビリオンでのブース数もわずかながら去年より減ったようです。
体感的に、ビジター参加者の数も去年より少なかったと思います。
ブースで「日本はどうですか?」と聞かれて「まだまだですねえ」と答えるのですが、「ヨーロッパでも同じです」と言われることがほとんどでした。
「去年は期待していたんだけど、思ったより注文が今年は少ないね」という出展ブースもありました。
水素はクリーンエネルギーの本命ですし、いずれは市場も大きくなると思うのですが、今は我慢の時。過渡期なのかもしれません。
それでも、ハノーバーメッセは大変魅力的で、刺激的な展示会だと思います(^^)
あとは、日本からの出展者同士が近くにブースを出して、「日本企業ここにあり」という感じを出せればいいかもしれません。