ドイツ・デュッセルドルフに着きました。
デュッセルドルフでは、JETROデュッセルドルフ様を訪問しました。
この建物の中にオフィスがあります。
ドイツの経済状況を聞いたり、水素の普及事情を聞いたり、いろいろと意見交換をさせていただきました。
なんでも経済的にはドイツは景気が良くないそうです。物価が上がり、特に電気・ガス・暖房費などの値段が上がっている(政府が補助金を出したので落ち着いていますが)。そのために賃金アップの要求が高く、鉄道のストライキ等が頻発しているとか。
乗用車は脱炭素を進めるためEV化の波が来ていて、充電スタンドも100万か所を目指して急ピッチで整備しているそうです。
水素・燃料電池は乗用車よりトラックやバスの方が利点を生かせて向いているのではないか、というお話でした。
一方で地方自治体ではゴム収集車を燃料電池車にするとか、市バスが燃料電池バスになるとか、燃料電池トレインが商用化されたなどの話があり、またノルウェーから水素のパイプラインを引いてくるとか、UAEで作ったグリーン水素を船でドイツに運んでくるなどの取り組みが見られるなど、明るい話題もあるそうです。
水素に対しては関心が高く、いずれエネルギーの重要な役割を演じることになるだろうが、いまだ今はマーケットが小さい状態だとのことでした。
色々と実感のこもった言葉で実態をお聞かせいただくことができ、大変勉強になりました。
これまでオンライン商談会でお会いしていて、でもリアルでは初めましてですね、なんて方もいらっしゃって、とても嬉しかったです。