2022年5月30日~6月2日まで、ドイツ・ハノーバーでのハノーバーメッセ2022に出展・参加してきました。
その後ヨーロッパ各国を回り、帰国してから約ひと月が経ちました。
ハノーバーメッセですが、リアルでの開催は2019年以来3年ぶりでした。
4日間の会期中、出展社は60か国から2,500社、訪問者は約7万5千人を数えたそうです。
(これでも、コロナ前に比べると出展社も訪問者も約半分の規模でした。)
メッセでは大きなテーマとしてインダストリー4.0・IoTに加えて再生エネルギー、とりわけ水素に注目が集まりました。
私たちはホール13の水素・燃料電池パビリオンに出展しました。
今回は新型コロナウイルスが流行してから初めての展示会なので、不安なこともたくさんありました。
「欧州での新型コロナの蔓延はどうなっているか?」
「入国・帰国に際しては審査・隔離等大丈夫か?アジアの人は差別されないか?」
「ウクライナ情勢の影響は?そもそも久しぶりなので皆から忘れられていないか?」
「英語で長らく話していないのでコミュニケーションは取れるのか・・・」
考えれば考えるほど不安は雪だるまのように膨らみ、大げさではなく出発前は夜も眠れませんでした。
現地へ行ってみると、これらのことはすべて全くの杞憂でした。
新型コロナウイルスに関してはオミクロン株も落ち着いており、ドイツの公共交通機関以外ではマスクをつける必要はありませんでした。
むしろ街中でもハノーバーメッセでも、マスクをつけている人がほとんどいない(マスクをつけているのはアジアの人のみ)状態でした。
欧州入国に際しても(3回接種していきました)、ワクチン接種の証明書を見せる場面はなく、滞在中にワクチン接種のことを問われることは一度もありませんでした。
日本帰国前(出航72時間前まで)にPCR検査を受けなければならなかったのが唯一の注意点でした。
メッセ会場でも皆さん分け隔てなく普通に接してくれて、知り合いからは「よく帰ってきてくれた」「また会えてうれしい」「3年間は長かったね~」、などと言われました。
お隣さんもとても親切でいい人ばかりでした。