日本が生んだ稀代のヒットメーカー、筒美京平さんが亡くなりました。
この人は本当にすごいんですよ。日本人全員がまさに「お世話になりました」って感じです。
1960年代から2000年代まで、各年代で思い出に残る曲を残しているだけでなく、今も聞けば鮮明に時代背景まで思い出されるというのはすごいですね。
60年代は「ブルーライト・ヨコハマ」「スワンの涙」、70年代は「私の彼は左きき」「木綿のハンカチーフ」「飛んでイスタンブール」「魅せられて」、80年代は「ギンギラギンにさりげなく」「センチメンタル・ジャーニー」「Romanticが止まらない」、90年代は「人魚」「強い気持ち・強い愛」「カナディアン・アコーディオン」「恋のルール・新しいルール」、2000年代に入っても「AMBITIOUS JAPAN」、とまあすごいんです。
ヒットチャート1位が39曲、トップ10入りが200曲と、日本音楽シーンで最も多くのヒット曲を生み出した人といっても過言ではないでしょう。
さらに言うと「サザエさん」まで作曲してますからね、国民的作曲家です。
何を言いたいかというと、長い間「ときめき」を与えてくれてありがとうございます、ずっと「魅せられて」いました、ということです。
とはいえ、いつまでもノスタルジーに浸ってもいられません。
前を向いて「卒業」していかなければいけませんね。
とにかく、ご冥福を祈ります。
それでは、「また逢う日まで」。