先週、中国に行っておりました。
上海から車で3時間のところにある江苏如皋市(江蘇省ルガオ市)の国際水素燃料電池展示会に出展するためです。
今回は大阪府上海事務所さまのお誘いです(ありがとうございます!)。
「FCVC 2019 第四届国际氢能与燃料电池汽车大会」
(The International Hydrogen Fuel Cell Vehicle Congress 2019)
http://fcvcmeeting.tonggao.info/web/en/index.aspx
関空から2時間半、上海・浦東空港に着きました。
飛行機の遅れはなく、入国審査も意外にすいていて拍子抜けです。
着いて早速移動して、上海では金山区の水素ステーションを見学しました。
6月にオープンしたばかりの中国最大の水素ステーション(面積では世界最大)だそうです。
水素は数キロ離れた工場からパイプライン(総延長20キロもあるそうです!)で送っています。
この水素ステーションは6月に開所したばかりで、まだ設備が全部整っていませんでした。
設備がすべて揃えば、ディスペンサーを3台備え、一日1,920㎏(!)もの水素供給(35Mpa・70Mpa)が可能になり、300台のFCVに充填できるようになります。
この水素ステーションがある金山区は中国最大の化学工業団地で、工場で副生水素が多く出るため水素の利活用に力を入れているそうです。
燃料電池で走る大型トレーラーやトラックを普及させる構想もあるようで、それでこの大きな水素ステーションを作ったのだとか。
さすが中国、規模がでかい。
すごいものを作るな~という印象が強く残りました。