私たちは2017年4月に品質マネジメントシステムISO9001を2008年版から2015年版に移行しました。
この品質マネジメントシステムISO9001は、2015年版になっていろいろと変わったのですが、特にリーダーシップやパフォーマンス評価についての項目が強化されました。
「ISO9001で決めたことと実際の仕事がチグハグになってはいけない」「ISOをリーダー自らの指揮の元にうまく使って、成果を上げてほしい」という狙いからだと思います。
その増えた項目の一環には、「組織及び取り巻く状況の理解」や「組織にとってのリスクあるいは機会」を明確にする、ということもあります。
新しく増えた項目を整備するのはどのようにしたらいいのか少し戸惑ったのですが、お仕着せではなく地に足についたものを、ビジュアル的にもわかり易いものをと考えて整備し、移行審査を受けました。
おかげさまで移行審査の時は特に不適合の指摘はなく、無事に移行できました。
ただ私一人で考えた「会社の本当のカタチ」が、審査人の方には少々わかりにくかったようです。
強み・弱みは何で、周囲の状況はどういうもので、リスクや機会は何で・・・もう少しわかり易く整理したほうがいいですよ。そういう感想を頂きました。
こういうご指摘を受けてこれは私一人だけのアタマではなく、社内のみんなで考えた方がいいのではないか、と考えるに至りました。ということで、5月の合宿の際に参加者の皆さんにも取り組んでいただきました。
(合宿の様子はこちらをご覧ください)
https://takaishi-ind.co.jp/shacho-blog/2017/05/29/6219/
ウチの強み、弱み、取り巻く状況、そしてリスクやチャンス・・・営業寄りだったり製造寄りだったり、技術・開発寄りだったり、グループの参加メンバーによって切り口は違いますが、それぞれで一生懸命に考えていただいて、実に興味深い「会社のカタチ」が出来上がりました。
今度は私が一生懸命考える番です。
それらを元にうんうんうなりながら、まとめました。
ちょっと時間がかかりましたが、本日出来上がりました!!
これが「わが社のカタチ」です!!