ハノーバーメッセ2015の二日目が終わりました。
まだ二日と思われるかもしれませんが、実はもう「折り返し地点」を過ぎています。
月曜日~金曜日のメッセも、本当にしんどいのはペースがつかめない最初の二日間くらいで、あとの三日間は慣れてきて疲労もピークを越え、精神的にも余裕ができてきます。いい意味で「流す」ことができるようになります。
実際日本を立ってから4日、残りドイツにいるのもあと4日ですので、旅程で言っても約半分です。
それだけに最初の二日間のスタートダッシュがとても重要でした。今回も近くの「燃料電池パビリオン」を訪ねたり、各国の市場の進捗状況を肌で知ることができたり、旧友に再会したりと、いい感じで過ごすことができました。
まず意外だったのはドイツをはじめ欧州の各国の進捗状況はまだまだなことです。それは昨年と比べて燃料電池関係全体の出展規模が変わっていないことからもうかがえます。個別に話を聞いてみると、欧州各国はクリーンエネルギーに舵を切っていることは間違いない(現にドイツは2022年までに原発を全廃することを決定している)ものの、官民一体となってのプロジェクトが弱い(10年前に一度ブームがあった)との声が聞かれました。
「クリーンエネルギー」と言っても風力、太陽光、バイオガスなどの選択肢がたくさんあることも燃料電池普及が進まない一因になっているようです。ただ10~20年後のことを見据えると、間違いなく有望なクリーンエネルギーだとの声も多く聞かれました。
また、このメッセに出てこない規模の小さい機器メーカーがたくさんあること、それらのメーカーが私たちの真のターゲットかもしれないこと、国際的でない欧州ローカルの展示会でも燃料電池関連のいいものがあること。ネットで見ているだけではわからない情報がたくさんありました。
今回二年続けてハノーバーへ出展して、やはり来てよかったと思います。ここまで疲れがたまってしんどくないといえば嘘になるけれど、こちらの知りたいことや未来に向けての課題と展望が返ってくるので、今までやってきたことにこれでいい、と思うことなく精進しなければいけないと思えてきます。
刺激や変化があるということは、幸せなことです。