関空からハノーバーまでの道のりの続きです。
アムステルダム発ハノーバー行きの飛行機に乗り換えて一時間、いよいよハノーバーに到着しました。
乗り継ぎの時には「日本人がいないなあ。今年は出展社が少ないのかな?」と思っていたのですが、飛行機の降りしなに少し年配の方から「日本人ですか?」と声をかけられました。聞けばハノーバーメッセに今年初めて出展される、精密研削・研磨の平井工業という会社さんでした。尼崎の会社で、専務自ら出てこられているそうです。
今回が初めてのハノーバー出展だそうで、「去年の私たちと同じ心境なんだろうな」と思ってもう少し聞いてみたら、「中小企業総合展でベスト・プラクティスという賞をもらって、そのご褒美でハノーバーに出ることになって・・・」・・・去年の私たちとまるっきり同じパターンでした(^^;
ユーロ圏内は国内線扱いで出入国の審査は改めてありません。便利になりました。トランクもあっさり出てきました。いつもはここでかなり待たされるのですが、いの一番に出てきてラッキーです。荷物の破損等もなく、一安心でした。
ここで関空でレンタルしたポケットwifiをスイッチオン。難なくつながりました。やっぱりネットにつながると便利ですね~。
やはり空港もハノーバーメッセ一色ですね。こんな大きなポスターがありました。
今年の「パートナー国」である、インドをアピールしています。
空港の地下から「Sバーン」という鉄道(日本のJRにあたります)に乗って、ハノーバー中央駅まで出ます。電車で20分くらいかな。
一年ぶりのハノーバーは「懐かしい!」と「とうとう着いた!」が混じりあった感覚です。
ハノーバー中央駅はレストランやスーパー、雑貨店などが充実していて、日本の「駅ナカ」みたいな感じで気軽に利用できます。
ドイツの鉄道駅には改札がないから、「駅ナカ」といういい方があっているかどうか微妙ですが・・・
駅ナカのフードコートみたいなレストランで夕食(今日何度目の食事でしょうか?)を食べました。やっぱり機内食より現地の食事の方がうまいですね。ピザとパスタ、それから肉をシェアして3人で55ユーロ(7,000円)くらいでした。ピザは絶品、肉も厚みがあってうまい、パスタは大衆食堂のパスタ、という感じでした。
そこからもう一度「Uバーン」という路面電車に乗り換えて15分、それから雨の中5分ばかり歩くと目的のマンションが!メッセの期間中だけマンションに住んでいる家族の方から、丸々貸してもらえるのです。
ハノーバーメッセ期間中のホテルはどこも目が飛び出るほど高くて、普通のビジネスホテルでも一人一泊3万円、ちょっとしたところなら6~10万円とか当たり前にするのです。しかも市内中のホテルが満室になってしまい、予約困難になります。
そこで上のようなサイトが役に立ちます。普段は普通に住人が住んでいるマンションや一戸建てを期間中だけ部屋単位、階単位、一戸単位で貸し出す制度が定着しています。私たちの借りたマンションは(それでも半年前に予約しましたが)、夫妻と9歳と6歳の子供二人の4人家族が住んでいるマンションを丸々使わしていただくことになりました。これだと一人一泊1万円を切るお値段で利用できます。
バス・キッチン・居間も自由に使っていいですよ、ということでしたが、来る前よりも汚くならないよう、気を付けて使わせていただきます。
私は志願して子供部屋になりました。その分あとの営業二人には、会期中活躍してもらいます(^^;
日本出発からここまでドア・トゥ・ドアで22時間かかりました。今は夜の11時、大阪では朝の6時です。徹夜した感じですね。
それではおやすみなさいませ。