新年が始まり一週間が経ちました。改めて本年のご挨拶と抱負を述べさせていただきます。社内の年頭の挨拶でしゃべったことを元に書いていますので、多少社内寄りの内容ですが、ご容赦ください。
私たちにとっては今年も変化の年になると思います。昨年よりさらに大きい変化が起こると思います。
昨年は大きな変化があった年でした。
社内体制の大きいところでは二人の番頭がそれぞれの定年を迎え、若い世代にバトンタッチしました。鳥取の若手現場監督が大阪に転勤になりました。大阪では班長のローテーションも行いました。新入社員も一年で6人入り、それぞれ順調に成長しました。
営業面ではドイツのハノーバーメッセに出展しました。研究開発面でも、水素ステーション向けゴムの開発をはじめとする研究開発に取り組み、学会での発表も行うことができました。
量産はもとより、試作・受託試験の三分野でお客様にお役に立てることが増えました。結果、主要取引先様から表彰をいただくほどになりました。
今年はさらに大きな変革の年になると思います。
まず営業面では売り上げ・利益を伸ばすためにもう一本大きな柱を作りたいなと思っています。私たちの強みとお役立ちをWEB・ブログ・メルマガなどの情報発信を強化する予定です。また、今年もハノーバー・メッセに出展します。こちらでも「開発型」のものづくりを世界にアピールしてきます。
製造面では工場のものづくり体制をどうするか、国内の3工場の役割・あり方を考え直す時期に来ていると思います。鳥取工場の拡張、山崎工場の本格化、大阪工場の試作研究開発強化、などです。
一つ間違いなく言えることは、これまで頑張ってきた会社の皆とこれからも一緒に頑張っていきたいということです。
「3工場のあり方」と言いましたが工場をたたむつもりも、誰かを首にするつもりもありません。頑張っている仲間とともに会社をさらに成長させていきたい、仲間の皆さんとこれからさらに世界に誇れる、「進化していく」工場づくり、そして「開発型」の会社づくりをしていきたいと思います。
その元となるのはほかならぬ「人財」です。スタッフ一人ひとりの気づきと「考動」が成長の源泉になると思います。それに5S委員会、小集団活動、改善チーム、「社内を明るく」Pチーム、女性プロジェクト「雅」などの活動が組織にいい変化をもたらしてくれると確信しています。
このように昨年以上に大きな決断をすることになる一年になりそうです。変化というのはリスクも伴いますが、見方を変えるとチャンスでもあります。ピンチをチャンスに変えるために、全社一丸となって前向きに取り組んでいきたいと思います。
そのために私の仕事はお客様の声にひたむきに耳を傾けること、「さすが」と言われるレスポンスでお役に立つことです。またスタッフの皆さんが働きやすい、やりがいのある明るい職場を作っていくことだと思っています。私も自らの役割として社内の声を吸い上げて、やりやすいように変えていきたいと思います。
本年もよろしくお願いします。