この「ハノーバーメッセ2014」では色々な実演イベントが行われています。
EV(電気自動車)・FCV(燃料電池車)のテストドライブ(試乗)や、燃料電池車への水素の充填もその一つです。
水素の充填は毎日11時・14時・17時の3回行われているので、見に行ってきました。
テストドライブのコースの脇で充填が行われているようです。
近づくと既に充填中です。
遅れていったので「もう終わってしまったか」と思いましたが、セーフでした。
トラックに積んだコンパクトな水素ステーションからFCV(燃料電池車)に充填しています。
ホンダの“CLARITY”という燃料電池車でした。
これが2015年に市販されるモデルなのかな?
これがジョイント部。充填時間は35Mpaで20分だそうです。
一回の充填で460km走るとか。
充填の様子を興味深く見ていると、”Japanese?”とドライバーさんから話しかけられました。
この方はホンダのサポートをしていて、この車はトータルで本当にすごくよくできていると話をしてくれます。
とても気さくな方で結構話し込んでいると水素の充填が終わり、「今から乗っていくかい?」ということに!わお、すごいラッキー!
そんなわけでFCVの助手席に乗せてもらいました。
この車の運転席やフロントパネルはとてもカッコいいです。それに運転時とても静かです。
このドライバーさんが「0から100キロまで9秒でいけるんだよ」と説明した後、テストコースをビューンと飛ばしてくれます。体に加速を感じながら右へ左へハンドルを切りコーナーを曲がります。
すごーーーい!テストコースを3周もしてくれました。この感動をどう伝えたらいいのでしょう!
「10年か20年したらきっと普通の車のように普及しているよ、もうこれは夢じゃないね、現実のものだね」と降りしなに熱く語ってくれました。
燃料電池車に乗った!こんなラッキーがあっていいのでしょうか?
これだけでハノーバーまで来たかいがありました!!