『5Sの本質は「利益が出る」ことである。決して見栄えを良くすることではない。
「必要なものが必要な時に必要なところにある」状態を作り出すのが、5Sの目的である。
作業者が歩き回っている現場は儲からない。できるだけ動かず、歩数を少なくすることである。
段取りがえの時間を極力減らし、付加価値を生み出す機械をできるだけ無駄なく動かすことである。
また、運搬の無駄をなくし、レイアウトを良くすることである。』
このあいだ、ある現場改善セミナーで教わりました。確かに、その通りだと思います。目的と手段を間違えないようにしなければいけないと自戒しました。
帰りに一緒に行ったスタッフが「効率が良ければ見た目はどうでもいいのですね」と一人ごちていました。
私は「必要なものが必要な時に必要なところにある」状態を突き詰めれば見た目にも無駄がなく、「利益が出る」5Sになるのだと思います。