社長ブログ・ゴムのヒント社長ブログ・ゴムのヒント
2011年9月09日

同じ志

親しくさせていただいている会社の経営計画発表会のビデオをもらったので、拝見しました。その会社は業種こそ違いますが、改善において私たちの「兄貴分」みたいな存在です。発表会の中で私の友人でもあり若い経営層のSさんが、「いい会社づくり」について発表をしていました。
 
とても良いお話だったので、一部を抜粋します。
 
『「社員がわくわくして働く会社」を作りましょう。
 
それは「社員と家族が幸せになる会社」で、
・働き甲斐があり力が出せ評価させる
・自分の成長が実感できる
・安定した収入がある
・のびのびと力を発揮できる
・お客様に親切な
そんな会社です。
 
現状はどうでしょうか?実感できていますか?不安はないですか?力を発揮できていますか。
現実には課題がありますよね。
 
目指すものや方向性があったとします。でもそのまま何もしなければ何も変わりません。
具体的にやらないと明日も明後日も変わらない。いくら志があっても、社長のよくしたいという思いだけでは何も変わらない。私たちが直接「何かを変える」という行為があるから変えられるのです。
「今までいろんなことをやったけれども結局変わってないじゃないか」という人もいます。でもそんなことを言っても何も始まりません。これからが本当の始まりです。
 
現状を冷静に見ましょう。
・納期は?
・品質は?
・人間関係は?
・あいまいさ・やりづらさは?
・教育は?

これら現場で起こる課題には「なぜそうなるのか」という理由が存在します。
その理由を探り向き合うから、やらなければいけないことが出てくるのです。
 
私たちの会社を「どうでもいい会社」と思っていませんか?
私はまだまだ未熟ですが、わが社を「技術が」「お客様にとって」「地域に」良い会社にしたい。
・やりがいのある会社
・お客様にとってもいい会社
・「・・・といえば〇〇」とお客様がイメージしてくれる会社。
・「あそこはいい会社だよね」と知り合いが言ってくれる会社。
そんな会社にしたい。
 
皆さんに働いてよかったなと思ってもらいたい。
今はぼんやりしているが、絶対これを形にしたい。
 
さらにいい状態にしていくには皆さんの協力が不可欠です。知恵と力を貸してください。』
 
 
私の思いを代弁しているかのようなお話に、ビデオを見ながら何度もグッときました。
その内容があまりに素晴らしいので、嫉妬すら感じます。
こんな若い、思いの詰まった経営層の方がいる会社はきっととても幸せな会社です。
そして、私にとっても同じ時代に同じことを考え、同じ覚悟をもった「同志」がいることを心から幸せに思います。
 

  • プロフィール

    高石工業株式会社 代表取締役 高石秀之

    高石工業株式会社 代表取締役
    高石秀之

    ゴム精密部品の量産事業をはじめとして、ゴム精密部品の試作・研究開発に取り組んでいる。

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