ひそかにここに気に入ったフレーズを書きます。
病に冒された著者が、妻に向かっていった言葉です。
“明日のCTの結果が悪くても生きていることは素晴らしくて、今日ここに君と一緒に生きていることはとても素晴らしいという気持ちを、君にも知ってもらいたい。
どんな結果を知らされても、その瞬間に僕が死ぬわけじゃない。翌日も死なないし、その次の日も、その次の日も、まだ死なないだろう。
だから今日は、今この時は、とても素晴らしいね。僕がどんなに楽しんでいるか、わかってほしいんだ。”
「最後の授業」ランディ・パウシュ
この言葉だけでこの本は価値があります。付属DVDで奥さんの誕生日を祝うシーンは感動しました。
病気で苦しんでいるはずなのに、パウシュさんからはとてもウキウキした感じが伝わってきます。
そう、ウキウキして人生を過ごすことがどんなに大事か、今この瞬間を大切な人やことのために一生懸命に生きることがどんなに素晴らしいか、この言葉は教えてくれます。
だから、今はとても素晴らしい。