営業部のチャンです。
2026年の春、アメリカにいる家族と再会する機会がありました。
4日間を一緒に過ごすために、29時間もの時間をかけて飛行機で移動しました。
アメリカという国には、かつてはとても素晴らしい文化だったものが、
現在では少し形を変え、「当たり前のもの」「しなければならないもの」として受け取られるようになっているものがあります。
滞在中は外食をする時間がなかったため、私はその「過度になった習慣」を実際に体験することはありませんでした。
しかし、友人や家族の話を聞く限り、チップという文化は、今やアメリカでは「払うことが当然」のものになっているようです。
2023年頃までは、テイクアウトの商品にはチップを求められることは少なかったそうですが、現在ではチップを支払わない場合、店員から非常に悪い対応を受けることもあると聞きました。
If you don’t have 20% for tip, you should eat at home.
「20%のチップを払う余裕がないなら、家で食事をすべきだ」

そんな言葉を耳にすることもあるそうです。
例えば、2人で100ドル(約16,200円)のレストランで食事をした場合、最低でも20ドル(約3,300円)のチップを残す必要があります。
そう考えると、外食というものが突然とても贅沢なものに感じられ、同時に自分自身の余裕や自信まで失われていくような感覚になります。
「この3,300円があれば、日本やベトナムでは何が食べられるだろうか」
自然と、そんな計算をしてしまいます。

通貨の価値が下がることは、単に経済や製造業への影響だけではありません。
海外へ行った時の「自分の国の力」や「自分自身の自信」にも影響を与えるものだと感じました。
いつか再び、1ドル=75円という時代を見ることができる日が来ることを願っています。






