こんにちは、ペンネーム「筍のおじさん」と申します。
残念ながら今回は、タケノコの話ではなく椎茸(シイタケ)についてお話します。
日本を代表する食用キノコとして親しまれているシイタケですが、そのほとんどは、人工栽培です。
実は野生のシイタケも存在します。
自然界では、主にクヌギ、シイ、コナラ、ミズナラ、クリなどの広葉樹の枯れ木に発生しますが、
余程、山歩きが好きな人でなければ、まず出会うことは無いでしょう。
下の写真が、自然に出来たシイタケの写真です。
スーパーなどで販売されているシイタケは、人口栽培された物がほとんどです。
一般的にシイタケの原木栽培(ほだ木を利用する栽培)では長さ1m程度に切断した広葉樹を原木として利用します。
運んだり、シイタケの菌(種菌)を接種する作業性を考慮し直径10〜20cmの樹を利用する事が多いです。
寒い季節といえば、鍋料理ですよね。
おそらく、ほとんどの方がスーパーでシイタケを購入されると思います。
私の実家では、シイタケを栽培しています。
と言っても、かつて祖父が売るほど大量に栽培していた頃に比べれば、今の栽培量は実家で食べて楽しむ程度の量なので、多くはありません。
見てください、このシイタケを!タヌキのしっぽではありません(笑)毛が生えて新鮮なシイタケです。
シイタケ栽培は、原木が必要となりますが、今では、簡単に種菌が接種してある原木が1本700円程度で販売されているので、興味がある方は、ぜひシイタケ栽培にチャレンジしてみてください!
シイタケの原木は、なるべく乾燥させないように育てないといけないので、乾燥させないように、冬場でも水を原木にかけたりなど意外と気を使います。
また、太陽の光も日中3時間程度は、あてた方がよく、原木を置く場所も選ばなければいけませんが、一度育ち始めると3年から4年はシイタケが出てくるので、自分で育てて、食べたら格別かも?
煮物に炒め物、スープにと、おいしくてマルチに使えるきのこ「シイタケ」ですが、実は栄養もとっても豊富なきのこです!
特にしいたけには「エリタデニン」という、生活習慣病の予防にも嬉しい特有の栄養成分が含まれていることをご存知でしょうか?
●エネルギー…19kcal
●たんぱく質…3.0g
●食物繊維総量…4.2g
●カリウム…280g
●鉄分…0.3mg
●マグネシウム…15mg
●葉酸…44µg
●ビタミンD…0.4µg(乾燥は12.7µg)
各値は菌床栽培の生シイタケ100g中に含まれる栄養です。
※まるで、私がシイタケの専門家かのような書き方をしていますが、心配いりません。(笑)
インターネットで調べて書いています(*’▽’)
エリタデニンには血中の悪玉(LDL)コレステロール値を下げる効果があり、血流をスムーズにし、血圧を低下。メタボリックシンドロームや生活習慣病の予防効果が期待できるそうです。
ここからは、このような書き方をします。(笑)
ビタミンDは体内のカルシウム代謝に重要な役割を果たす栄養素で、食べることで骨や歯が元気に。骨がもろくなり骨折しやすくなってしまう「骨粗しょう症」の予防効果が見込るそうです。
人間にとって生きるために重要な栄養を「5大栄養素」と呼んでいますが、さらに6番目の栄養素として名前が挙がるのがこの「食物繊維」です。
シイタケは、他のきのこ類と同様に食物繊維が豊富な食材で、便秘の予防に効果的のようです。
また、ビタミンB1やB2などのビタミンB群も含み、体の代謝を高めて肌のターンオーバーをととのえてくれる効果もあるみたいです。
日本人にうれしい栄養とおいしさ、そして歴史がたっぷり詰まっているきのこ「しいたけ」。
ぜひ今夜のおかずに取り入れてみてはいかがでしょうか。
今夜もビールがおいしくなりそうだ!
以上、筍おじさんレポートでした。またお会いしましょう!