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○○「ゴムって意外とおもしろい!」           ○
○      高石工業メールマガジン Vol.57      ○
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○○○○○○○○○○○○○○○★2011年5月25日号★○

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新緑の季節ですね。公園へ行くと緑が映えてリフレッシュできます。
たまには息抜きしながら、がんばっていきましょう!!

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ゴムって実はおもしろい素材なんです―。

伸ばした状態で熱を加えると縮んだり、油にふれると膨らんだり、
配合一つで性能が変わったりと…。
ゴムって地味な存在に思われがちですが、実は非常に奥が深い素
材なんです。そんなゴム製品の開発に取り組んでいる私たちの取
り組みをお伝えします。

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このメールマガジンは、現在お取引させていただいているお客様、
展示会等で名刺交換させていただいた皆様にお送りしています。

ご不要な場合はお手数ですが、
「このメールをそのままご返信いただく」か、
「以下のURLへアクセスの上、メールアドレスを入力」して下さい。
次号より配信を停止致します。
https://sv150.xserver.jp/~takaishi-ind/takaishi-ind.co.jp/mailmagazine/cancel.php

★――INDEX――――――――――――――――――――★

[1]ゴムの「Knowledge」
  ~『難燃剤その2。文字通り添加することで素材を燃え
にくくする効果がある薬品です。』

[2]社長コラム
  ~『経営計画発表会を開きました』

[3]「のびのびブログ」より 今号の担当は佐藤
  ~『人のふり見て・・・』

[4]今月の気になる商品ご紹介
  ~『きっと誰もが一度は遊んだことのあるおもちゃの専門店が
    オープンします。』

[5]高石工業ニュース
  ~『「第15回機械要素技術展(M-tech)」と
「第23回フルードパワー国際見本市(IFPEX)」に出展します。』
    
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■□ [1]ゴムの「Knowledge」
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「難燃剤の種類について」

今号は難燃剤の中の「無機難燃剤」についてお話します。

3.無機難燃材
1)ホウ素化合物
 ホウ酸はかなり昔から難燃材として用いられてきましたが
分解温度が高いので、熱的により安定したホウ酸化合物が
用いられます。中でもホウ酸亜鉛が扱いやすくよく使われる
ようですが、基本的にはプラスチック用です。

2)三酸化アンチモン
 もっとも代表的な難燃材の一つですが、これ単独では効果は
小さい。主にはPE,PP,PVC,PETなどのプラスチック
に用いられます。

3)水酸化アルミニウム
 大量の熱を吸収するため、ゴムやプラスチックの着火や燃焼を
防ぎます。無機難燃材の中では効果が高い方だと言われています。

4)水酸化マグネシウム
 分解温度が330℃から340℃と高く、さまざまな合成ゴムや
熱可塑性樹脂に用いることができます。おもに海水から
生成されるものが市場に出回っています。

 5)モリブデン化合物
  モリブデン化合物といっても、ジモリブデン酸アンモニウム、
モリブデン酸カルシウム、モリブデン酸亜鉛などさまざまな
種類がありますが、主にプラスチック用です。PVCに加える
と発煙性が低下することが分かっています。

その他にもいろんな無機難燃剤がありますが、基本的にはおもに
プラスチックに使われることがい多いようです。

次号では有機難燃剤についてお話しします。

※お断り
この項目に記載している記述内容はあくまでも一般的に知られて
いる事柄です。弊社独自のノウハウを開示したものではありません。

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■□ [2]社長コラム
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「経営計画発表会を開きました」

5月16日から18日にかけて、社内で経営計画の発表会議を行い
ました。今回で3回目になります。各工場を3日かけて回り、
スタッフの皆さんの前で発表しました。

会議ではまず、私の今年の方針を発表し、私の思いとブレーク
ダウンした計画を皆さんに伝えました。

今年は「全員参加」がキーワードです。

昨年を振り返り、それに引き続く現状の取り組みと「あるべき姿」
のギャップを全員参加でどう解消するのか、そのために何が必要で
何をしたいのかを話しました。

その後各部署からの昨年の振り返りと今年の方針を、質疑応答を
交えながら行いました。

また5Sの進捗状況や各種プロジェクトの発表も担当者から
行いました。

今回各工場で前に立って話をしていると、皆さんの「気」の
ようなものが私に向かって投げかけられているのが感じられました。

この感覚は過去2年とは違う不思議な感覚でした。これは4月の
変革合宿で演習などをやっているときに感じた感覚に近く、皆
さんの意識がひとつになっているのが感じられました。説明して
いる内容が皆さんの腹に落ちるものだったのかもしれません。
3年で私も変わり、皆さんの意識も変わったのでしょう。

一昨年より昨年、昨年より今年と変化を感じ、収穫のある発表会でした。

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弊社代表取締役 高石秀之のブログ「ゴムのヒント」更新中!
まじめな仕事の話から、趣味の話まで
http://www.takaishi-ind.co.jp/blog/?mail110525

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■□ [3]「のびのびブログ」より 今号の担当は営業部 佐藤
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「人のふり見て・・・」

私は営業部所属ですので、日々さまざまなお客様と折衝することが
仕事の一つになります。

そのスキルを上げるためには、自分の言動を客観的に見ることも
一つの方法ですが、打ち合わせの様子をビデオに撮るわけにも
いかず、実際のところこれはなかなか難しい方法です。

そのほかにも他の営業マンに同行し、その人のトークや表情など
から学ぶ方法もありますが、最近「これは役に立つな。」と思った
のは、自分がお客さんの立場になって、他の企業の営業マンと話を
する場を勉強の場として活用する方法です。

私は展示会の出展準備を担当しているため、会場のブースを
装飾する業者の担当者さんと打ち合わせをする機会があります。

もちろんメインは「どのような装飾していくか」について話し合いを
行うことですが、それと同時に「どのように接すればお客様は
決断してもらえるか」という”お客様”の観点からもそれらの
打ち合わせに臨んでいます。

具体的に言うと営業マンの言葉使い、話し方、表情、身振り、
資料の種類、知識などいろんな角度から”観察”することに
よって自分の勉強とさせてもらっているのです。

打ち合わせが終わって、
「あそこで自分の発言に言葉をかぶせてこらえたのは気分が悪いな。」
とか
「想像以上の資料を作成してもらって話が早くすすめられるな」
など、細かい部分においてまでいろいろ気付くことがあります。

こういうスキルを求められる職種には完成がないので、日々上達
できるように留意したいと思っています。

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●社長に負けじと社員も「社員の『のびのび』ブログ」を書いています!
社員一人ひとりの横顔と仕事に取り組む様子をぜひご覧ください。
http://www.takaishi-ind.co.jp/nobinobi/?mail110525

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■□ [4]今月の気になる商品ご紹介
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最近は鉄道ファンの事を「鉄ちゃん」「鉄子」と呼び、その呼称も
ずいぶん定着してきました。特に近ごろは女性のファンが急増して
いて、いろんな雑誌で特集が組まれているようですね。

余談ですが、「鉄ちゃん」「鉄子」といっても、おもむきをおくところ
の違いによって呼称も変わるようで、列車に乗ることを趣味とする人を
「乗り鉄」、列車の撮影を趣味とする人を「撮り鉄」、電車の走行音や
駅の発車メロディなどを録音することを趣味とする人を「録り鉄」
(とりてつ)などと区分するようです。

また鉄道ファンの中には鉄道模型を組み立てたり、走らせたりする
人も多いと思いますが、鉄道ファンならずとも『プラレール』なら
一度は遊んだことがある人も多いのではないでしょうか。

ご存じのとおり、プラレールは直線と曲線を組み合わせた青い
レールの上を、乾電池で動く電車を走らせて遊ぶおもちゃです。

発売開始は1959年とのことですから、もう発売から50年以上が
過ぎましたが、もちろん今でも全国で新しい電車が走りだすたびに
新製品が発売され、その種類は増え続けています。

そんなプラレールを専門に取り扱う『プラレールショップ』が
東京駅にオープンしました。

今まで専門店がなかったのが不思議なくらいですが、5月20日に
東京駅一番街「東京キャラクターストリート」にオープンした
『プラレールショップ』ではここでしか買えない
「925形 ドクターイエロー」や「E233系 京葉線」の車両などが
おかれ、さらにはジオラマや体験コーナーもあるようです。
(私は鉄道ファンではないため車両名を聞いてもまったくピンときません。。。)

ちなみに、プラレールショップのとなりには、『トミカショップ』が
あります。電車好き、車好きの方やお子さんがいらっしゃる方は
一度足を運ばれてはいかがでしょうか。

以上、今月の気になる商品ご紹介でした。

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■□ [6]高石工業ニュース
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『第15回機械要素技術展(M-tech』

『第23回フルードパワー国際見本市(IFPEX)』
に出展します。

◆『第15回機械要素技術展』

会期: 2011年6月22日(水)~24日(金)
時間: 10:00~18:00[24日(金)のみ17:00終了]
会場: 東京ビッグサイト
同時開催: 第22回 設計・製造ソリューション展
第19回 3D&バーチャル リアリティ展
第2回 メディカル テクノロジーEXPO ~医療機器 開発・製造技術展

機械要素技術展は、軸受、ベアリング、ねじ、ばねなどの機械
要素や、金属、樹脂などに関する加工技術を一堂に集めた日本
最大の専門技術展です。

毎年、設計・開発、製造・生産技術部門を中心とした製造業
ユーザー様が多数来場され、出展企業と商談を行っています。
「主催者HPより」

◆『第23回フルードパワー国際見本市』

会期: 2011年7月20日(水)~22日(金)
時間: 10:00~17:00
会場: 東京ビッグサイト
併設・同時開催:「パワートランスミッションエキスポ2011」
「テクノフロンティア2011」

「フルードパワー国際見本市」は日本で唯一のフルードパワー技術
および同機器・システムの専門見本市として、業界の最新技術や
新製品の開発動向等を全世界に発信する展示会です。

この展示会は3年に1回開催され、今回で23回目となる歴史ある
展示会です。

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弊社のブースでは両展示会ともこれまで出展していた展示会の
装飾とはレイアウトを変えて、新しい内容での展示を行う予定です。

また内容が決まり次第、このメールマガジンでお伝えします。

なお、展示会へのご入場には招待券が必要です。招待券がない場合は
「機械要素技術展」は5,000円、「フルードパワー国際見本市」は
1,000円の入場料が必要となります。お持ちでない方へは招待券を
お送りいたしますので、営業部 佐藤までご連絡ください。

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 編集後記
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このあいだの休みに家にあるCDやDVDを整理ました。
(5Sでいうと「整頓」になるでしょうか)
するといつの間にこんなにたまったのかというぐらいの枚数に
なっていて、ここでも普段の整理、整頓の重要性を痛感しました。
もし家中の整理、整頓を行うと、家の中はがらんとしてしまうの
かもしれません。。。(営業部 佐藤)

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