○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○「ゴムって意外とおもしろい!」           ○
○      高石工業メールマガジン Vol.6      ○
○                          ○○   
○○○○○○○○○○○○○○○★2009年4月10日号★○

★―――――――――――――――――――――――――――★

ゴムって実はおもしろい素材なんです―。

熱を加えると縮んだり、油にふれると膨らんだり、配合一つで性
能が変わったりと…。
ゴムって地味な存在に思われがちですが、実は非常に奥が深い素
材なんです。そんなゴム製品の開発に取り組んでいる私たちの取
り組みをお伝えします。

 ◇-◇-◇-◇-◇-◇-◇-◇-◇-◇-◇-◇-◇-◇

このメールマガジンは、現在お取引させていただいているお客様、
展示会等で名刺交換させていただいた皆様にお送りしています。
ご不要な場合はお手数ですが、このメールをそのままご返信下さ
い。次号より配信を停止致します。

★――INDEX――――――――――――――――――――★

[1]高石工業製品のご紹介
~『Oリングでは締めるときのトルクが大きい。
  そんな場合はこいつの出番!』
 

[2]社長コラム
    ~『創業記念日 おかげさまで61周年を迎えました。』

[3]営業部だより 今月の担当は古家(ふるや)
    ~『赤い糸で結ばれたものとは…』

[4]今月の気になる商品ご紹介
    ~『人間の深層心理をついた商品の第4弾。
      おもちゃ会社っていいところに目を付けますね。』

[5]ゴムに関するお困りごとを解決した事例集が完成!
    ~このメルマガをお読みの方にプレゼントいたします!

[6]高石工業2週間の出来事
    ~『またまた新しいブログが始まる!
       さて今度のブログの内容とは…?』
     
★―――――――――――――――――――――――――――★

□■□――――――――――――――――――――――――――
■□ [1]高石工業製品のご紹介
□――――――――――――――――――――――――――――

●Oリングではトルクが大きい。そんな場合は「Uパッキン」の出番

Oリングが「スクィーズパッキン」の一種であるのに対し、Uパッ
キンは「リップパッキン」の仲間になります。

スクィーズパッキンの「スクィーズ」とは、”つぶししろ”のこと
です。溝などにパッキンを装着し、上や横などから圧力を加える
ことでつぶししろができシールをするしくみです。

リップパッキンは、装着したあとに圧力をかけると「リップ」とよばれ
る部分が開くことでシールをするという性質のものです。

Uパッキンの場合は製品の断面形状が「U」形をしており、上部が
くぼんでいるのが特徴です。

このリップパッキンを使う最大の理由は、締めたときのトルクが
小さいことです。Oリングの場合はつぶししろを作ることでシール
をするために、線径が太い場合などでは締めたときのトルクが大きく
なることがあります。

一方リップパッキンはつぶししろができるわけではありませんし、
しめる側との接地面積もスクィーズパッキンより小さいですから、
しめたときにかかるトルクは小さくなります。

ただコストは基本的にUパッキンの方が高くなりますので、どちら
がいいかはケースbyケースといえるかもしれません。

私どもではNBR、EPDM、フッ素ゴムでUパッキンを製造した
実績があり、水回りの製品に多く採用されています。

貴社でもOリングでうまくいかないときは、他の形状を考えてみ
られてはいかがでしょうか。そのときはぜひ当社にご相談ください!

★―――――――――――――――――――――――――――★

ホームページではこのほかにもさまざまな商品を写真入りでご紹介
しています。60年におよぶ歴史によって培われた「安心と信頼」
をぜひご覧ください。
http://www.takaishi-ind.co.jp/products/rubber.php

□■□――――――――――――――――――――――――――
■□ [2]社長コラム
□――――――――――――――――――――――――――――

●4月10日はわが社の創業記念日です。

おかげさまで61周年を迎えました。

去年、60周年の時はパーティーをしました。参加者は上は80歳超、
下は18歳までおり、おじいさんと孫みたいでした。

●OB・OGの方々がたくさん集まってくれました。

たいそう喜んでくれ、みんな楽しんでおられました。

「退職して何年も経つのに呼んでくれてありがとう」、「おかげさま
で元気です」、「ありがとうございました」、と非常に感謝してくれた
のがとても印象的でした。

「こいつとはいつも意見が合わんでなあ~ でもホンマこいつはええ
奴や」とか「いや~ あのときの小学生がこんなに大きくなったん?」
などなど、あちこちで旧交を温めあいました。OBの方たちが元気
すぎて、どちらかというと若い人たちが押されていたくらいでした。

老若男女取り混ぜて皆さん思い思いに楽しんでくださったようで、
とても和やかに盛り上がった会でした。

私が小さい頃から知っている人たちや高校出たての若い人たちを眺
めていると、こうやって何度目かの新陳代謝の時期に来ているんだ
なあとしみじみ。

これらの方々を決して決して忘れてはいけないと心に誓った春の夜
でした。

★―――――――――――――――――――――――――――★

弊社代表取締役 高石秀之のブログ「ゴムのヒント」更新中!
まじめな仕事の話から、趣味の話まで
http://www.takaishi-ind.co.jp/blog/?mail090410

□■□――――――――――――――――――――――――――
■□ [3]営業部だより
□――――――――――――――――――――――――――――

先月も色々なお客様と話をしました。

展示会で出会って、「何かあればよろしく」なんて社交辞令しか話
していなかった方から開発案件の依頼を受けたり。

今、取引は無いけど、昔取引をしていたお客様。
「高石さんでしょ。覚えてるよ。」と言われてびっくりしたなぁ。

足を運んでも、なかなか案件をもらえなかったお客様から見積り
照会を頂いたり。

久しぶりにお会いして、「何してたん?」とお叱りを受けたり。

などなど....

今月も来月も色々なお客様に会うでしょう。
今も日本のどこかにゴムで困っていたり、悩んでいるお客様が
きっといる。

毎日は会えないけど、そんなお客様とはきっと赤い糸で結ばれて
いる....。
私の事を待っている、そんな気がするんです。

「もうすぐお助けに伺いますよ。少しだけお待ちください。」

★―――――――――――――――――――――――――――★

社長に負けじと社員も「社員の『のびのび』ブログ」を書いてい
ます!月曜日から金曜日まで、交代で毎日更新。
http://www.takaishi-ind.co.jp/nobinobi/?mail090410

□■□――――――――――――――――――――――――――
■□ [4]今月の気になる商品ご紹介
□――――――――――――――――――――――――――――

今月ご紹介する商品は、∞(むげん)シリーズの第4弾、
『∞(むげん)缶ビール』と『∞ソーダ』です。

まず「∞シリーズって何?」っていう方のために簡単に説明をして
おきますと、人間ってなぜかわからないけど無性にやってみたくな
る行動ってありますよね。高級なお菓子の缶に入っていたり、割れ
モノをつつんであったりする緩衝材(エアシート)の気泡をつぶし
てみたくなるとか。

それらの「ついやってみたくなる人間の習性」を無限にできるよう
に玩具化したのが「∞シリーズ」です。

「∞シリーズ」が一番初めに世に出たのが2007年9月に発売され
た「∞プチプチ」でした。上にもあるようにエアシートの気泡を
“プチプチ”とつぶしてしまう方って結構多いと思うのですが、
それを無限にできるようにしたものが、「∞プチプチ」です。
これが発売当初から売れ続け、累計250万個の大ヒットとなりました。

ついで発売された「∞エダマメ」(お酒のあてに食べるあの枝豆を
つまんで中身を出す気分が味わえる玩具」)が170万個、第3弾の
「∞ペリペリ」(ポッキーなどが入った紙の箱についている幅8mm
ほどの開け口をめくる気分が味わえる玩具)が30万個とかなりの
売り上げを記録しています。

そして今年の6月にその第4弾が発売されます。今回発売される
『∞缶ビール』と『∞ソーダ』は、缶に入った炭酸飲料を開けた
ときに出る「プシュッ」という音と、注いだときに出る
「シュワシュワ、トクトク・・・」という音を無限に楽しむことが
できる仕組みになっています。

価格は819円とリーズナブルな上に、30回に1回スペシャル音も
出るというおまけ付きで若い世代を中心に50万個ほどの売れ数を
見込んでいるようです。

しかし、これらの商品は、人間が思わずやってみたくなる深層心理
というか習性をうまく商品化したなぁと感心します。

そこで、私も自分なりに「∞シリーズ」の商品を考えてみました。

まず、
●「∞シール貼り」
…子供ってシールを貼るのが大好きですし、大人になっても若い
 女性は手帳にたくさんのシールを貼ったりするのでいいかなぁと。
 無限に貼り続けられるシールのおもちゃ。
しくみは…、わかりません…。

次に、
●「∞ガラガラ」
…これは商店街の福引きに使われるくるくる回して小さい玉が出る
 アレです。玉が落ちる”コトン”という音もつけて、さらに金色
 がでると”カラン、カラン”という鐘の音も鳴る機能付きで。
 これは、形が大きくなりますね…。

最後に、一番いいかなと思ったのですが、
●「∞かさぶた」
…傷が治るときにできるかさぶたってはがしたくなりませんか?
 ぺりぺりとはがしてはいけないんだけど、ついついはがしてしま
 うなんてことありませんか?
気持ち悪いから商品化は無理ですかね…。

なかなかそんな簡単にはいいものが浮かびませんね。でもそんなふう
に考えている間にいつかポッといいアイデアが浮かんでくるといいか
なと思います。

ということで、以上、今月の気になる商品ご紹介でした。

□■□――――――――――――――――――――――――――
■□ [5]ゴムに関するお困りごとを解決した事例集が完成!
□――――――――――――――――――――――――――――

弊社営業マンは日ごろお客様より、ゴムに関するさまざまなご相談
をいただきます。そのご相談には担当営業マンに限らず、全社をあ
げて最良と思われる解決方法を考え、そしてお客様へ提案というか
たちでお返事をさせていただいています。その結果、これまでにた
くさんの問題解決のお役に立ってきました。

そして今回、その解決事例集を1冊の小冊子にまとめ、皆様のお手
もとにお届けすることになりました。弊社のノウハウが詰まった1
冊です。貴社の業務にもお役に立つのではないでしょうか。

ご希望の方はお手数ですが、以下の破線内にある必要事項をご記入
の上、件名に「小冊子希望」とお書きいただきメールにてご返信く
ださい。

近郊の方は営業マンが順次お届けに上がります。遠方の方は申し訳
ございませんが、郵送となります。

———————————————————————–

郵便番号:
ご住所:
貴社名:
部署名:
ご担当者:

———————————————————————–

□■□――――――――――――――――――――――――――
■□ [6]高石工業2週間の出来事
□――――――――――――――――――――――――――――

4月13日から「社長ブログ」、「のびのびブログ」に続く3番目の
ブログが始まります!
タイトルは「高石工業研究開発型ブログ 『伸縮自在』」。

取り上げる主な内容は、製品の研究・開発に臨む私たちの姿勢や
考え、あるいはそこから得られた成果の発表、また営業面からみ
た研究・開発への取り組みなどです。担当は技術部と営業部の4
人。週代わりでお伝えしていきます。
詳しくはこちらから             
http://www.takaishi-ind.co.jp/jizai/?mail090410

□―――――――――――――――――――――――――――□
 編集後記
□―――――――――――――――――――――――――――□

仕事で使うために、会社近くにある「桜通り」に行って桜並木の
写真を撮ってきました。これほど立派な並木はそうそうないんじゃ
ないかと思うほどの「華やかさ」でした。たまにこういう雰囲気
身をおくとホントに心が癒されますね。仕事中に行ってきたので
いつにもまして最高の?息抜きとなりました。
それではまた4月25日にお会いしましょう!!(営業部 佐藤)

□―――――――――――――――――――――――――――□

―――――――――――――――――――――――――――――
■■■■■■■■■■
■□□□□□□□□■
■□□□□□□□□■
■□■■■■■■□■
■□■■■■■■□■
■□□□■■□□□■
■□□□■■□□□■
■□□□■■□□□■
■□□□■■□□□■
■□□□■■□□□■
■□□□□□□□□■
■■■■■■■■■■
発行:高石工業株式会社
〒567-0897大阪府茨木市主原町3-18
TEL 072-632-3365(代)FAX 072-635-1287
web http://www.takaishi-ind.co.jp/
メール otoiawase@takaishi-ind.co.jp
ールマガジンのバックナンバーはこちらから
http://takaishi-ind.co.jp/mailmagazine/backnumber01/
社員ブログ「のびのびブログ」
http://takaishi-ind.co.jp/nobinobi/
開発型ブログ「伸縮自在」
http://takaishi-ind.co.jp/jizai/
 
―――――――――――――――――――――――――――――