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○○「ゴムって意外とおもしろい!」           ○
○      高石工業メールマガジン Vol.27      ○
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○○○○○○○○○○○○○○○★2010年2月25日号★○

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バンクーバーオリンピックも大詰めですね。

私たちも選手たちに負けないようにがんばりましょう!!

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ゴムって実はおもしろい素材なんです―。

伸ばした状態で熱を加えると縮んだり、油にふれると膨らんだり、
配合一つで性能が変わったりと…。
ゴムって地味な存在に思われがちですが、実は非常に奥が深い素
材なんです。そんなゴム製品の開発に取り組んでいる私たちの取
り組みをお伝えします。

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このメールマガジンは、現在お取引させていただいているお客様、
展示会等で名刺交換させていただいた皆様にお送りしています。

ご不要な場合はお手数ですが、
「このメールをそのままご返信いただく」か、
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次号より配信を停止致します。
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★――INDEX――――――――――――――――――――★

[1]ゴムの「Knowledge」
  ~『フッ素ゴムについて』

[2]社長コラム
  ~『バンクーバーオリンピックに思うこと』

[3]「高石工業開発型ブログ 伸縮自在」より 今月の担当は佐藤
  ~『技術部との打ち合わせNo.1』

[4]「のびのびブログ」より 今月の担当は呉松(くれまつ)
  ~『名宿 ~その一~(三話完結)』

[5]今月の気になる商品ご紹介
  ~『缶詰バー』

[6]高石工業ニュース
  ~『まもなく「新エネルギー業界向け 第1回 [量産][試作]
    加工技術展」です。』
    
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■□ [1]ゴムの「Knowledge」
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◆一般特性

フッ素ゴムは耐熱性、耐薬品性、耐油性、耐候性、耐オゾン性に
優れており、自動車用のオイルシールや半導体業界、各機械工業
分野などで使用されています。一方、耐寒性と耐摩擦性に劣ります。

◆高石工業のフッ素ゴムの特徴

耐温水性のあるフッ素ゴムが、温水床暖房の継ぎ手部分に使われ
ています。この製品は長年にわたってお使いいただいていますので、
十分な実績がございます。

またフッ素ゴムと金具の焼付けも可能です。一般的にフッ素ゴムと
金具の焼付けはNBRやEPDMにくらべて難しいとされますが、
当社には直径4mmの金具にゴムを焼付けた製品もあります。

その他、温度や耐薬品性などゴムの選定でお困りの事案がございま
したらぜひご相談ください。

◆特性一覧

ゴム材料 ・・・・・・・フッ素ゴム
硬さ・・・・・・・・・・50~90

●加硫ゴムの物性的性質
耐熱性(最高温度)・・・・・250℃
耐熱性(常時)・・・・・・・150℃
耐寒性(脆化温度)・・・・・-50℃

耐老化性・・・・・・・・・5
耐オゾン性・・・・・・・・5
耐候性・・・・・・・・・・5
耐炎性・・・・・・・・・・5
ガス透過性・・・・・・・・5
耐圧縮歪み性・・・・・・・5
耐摩耗性・・・・・・・・・4
耐屈曲亀裂性・・・・・・・3
反発弾性・・・・・・・・・2
引裂き強さ・・・・・・・・4

●加硫ゴムの耐油・耐薬品性
ASTM#1油・・・・・・5
ASTM#2油・・・・・・5
IRM903  ・・・・・・・5
ASTM A油・・・・・・5
ASTM B油・・・・・・5
ブレーキオイル・・・・・・4
ガソリン・・・・・・・・・5
ベンゼン・・・・・・・・・4
トルエン・・・・・・・・・4
エチルアルコール・・・・・5
MEK・・・・・・・・・・1
酢酸エチル・・・・・・・・1
強酸・・・・・・・・・・・4
弱酸・・・・・・・・・・・4
強アルカリ・・・・・・・・1
弱アルカリ・・・・・・・・2

●5~1の表記について
5:運動用に使用可能
4:条件により運動用に使用可能
3:固定用に使用可能
2:条件により固定用に使用可能
1:使用不可能

※あくまでも目安です。特徴・特性を保証するわけではありません。
それぞれの材料について、用途に合わせてさまざまな種類があり
ますので、使用にあたってはご相談下さい。

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■□ [2]社長コラム
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バンクーバーオリンピックも後半戦に差し掛かりましたね。この
メルマガが発行されるころには、女子フィギュアの結果も出て
いるでしょうか。きっと日本人選手ががメダルを取っていること
と思います。

モーグルやスピードスケート、カーリング・・・。
どの競技も私たちを楽しませてくれました。これらの競技には
ひとつ共通点があります。
それは、「華やかな舞台の裏に、想像を絶する努力が隠れている」
と言うことです。

オリンピックは4年に一度しかありません。しかも短い競技だと
30秒ほどで終わってしまいます。その一日、その一瞬のために
4年間ギリギリと努力をしてきた結果があの舞台なのです。

どの選手も日本の代表になるために、世界の中で伍していくために、
血のにじむような努力をしてきたものと思います。これでいいの
だろうか、ほかの選手に1ミリでも遅れていないだろうか、
不安と怪我に悩まされつつ運動も食事も睡眠にも気を使い、
一歩一歩階段を登ってきたのですね。

これを「インプット」と「アウトプット」と言う観点から眺めて
みます。勉強や準備と言う意味で「インプット」、それに対する
成果・結果と言うものが「アウトプット」という言葉が良く使われ
ます。

4年の努力をしてきたオリンピック選手はインプット99、アウト
プット1の割合と言えるでしょう。ひょっとすると、インプット
999:アウトプット1かもしれません。

翻って社会人のわれわれは、どれくらいインプットに時間を費や
しているでしょうか。仕事の8時間がアウトプットの場だとすれば、
毎日勉強や情報収集に果たしてどれくらい費やしているでしょうか。
良くて2時間、悪くすると5分も使っていないと言う日もある
かもしれません。「最もよく準備をしたものが最もよく勝つ」と
言われますが、まさにその言葉が当てはまります。

とはいえ結果は明日の天気のようなもの。等しくすべての選手は
努力をしてきた。そういう意味で、参加することに意義があるの
です。だから、私は20位の選手にも50位の選手にも拍手を送って
あげたい。そう思います。

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弊社代表取締役 高石秀之のブログ「ゴムのヒント」更新中!
まじめな仕事の話から、趣味の話まで
http://www.takaishi-ind.co.jp/blog/?mail100225

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■□ [3]「高石工業開発型ブログ 伸縮自在」より
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営業部の佐藤です。

今回のお話のテーマは、
「お客様からいただいたご依頼を実現するために行う技術部との
打ち合わせ」についてです。
少し長いテーマですね。。。

さて、具体的なお話に入る前に、現在当社が手掛けている事業に
ついて簡単にですがあらためて説明いたします。
私たちが今取り組んでいる事業は大きく3つあります。

1)「ゴム材料の研究開発支援」
これはお客様が希望される配合でゴムを練り、
試験片を作成するものです。
主にゴム材料を研究されている大学や企業の研究者向けの事業と
なります。

2)「ゴムパッキンの試作」
弊社では社内で試作用の金型を製作することができます。
量産前に製品形状の確認をご希望される場合や、
数量的に量産用の金型を作る必要がない場合などにご利用いただいて
います。

3)「精密ゴムパッキンの量産」
私たちのメイン事業です。60年以上にわたって培ったノウハウと
実績をもとにしてOリングやパッキン、またゴムと金具の焼付け品
などを製造しています。これらの製品はすべて国内の自社工場で
生産していますので、安定した品質でお届けしています。

事業内容を簡単に説明したところで話を本題に戻しますが、
今回のお話は上記の事業のうち、1)と3)に関わる内容です。

弊社では毎日、いろいろなお客様から案件をいただきます。
電話やWEBを通じてご連絡をいただく新規のお客様や、
日頃お取り引きをさせていただいている既存のお客様など様々
ですが、そのご依頼の中に、『特別な配合』で量産ができないか、
というものがあります。

<続く>

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試験の結果は、「高石工業開発型ブログ『伸縮自在』」でどうぞ。
http://www.takaishi-ind.co.jp/jizai/2010/02/no1.php
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● 当社の「研究・開発への取り組みの様子」をお伝えする
「高石工業開発型ブログ『伸縮自在』」もおかげさまで好評です。
こちらは隔週月曜日に更新!
http://www.takaishi-ind.co.jp/jizai/?mail100225

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■□ [4]「のびのびブログ」より
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どうも本年初登場のくれまつでございます。

私、趣味の一つにスキーがございます。
夫婦で年に一度はスキー旅行に行っておりまして、
去年の暮れには、久々に北海道のニセコに行かせていただきました。
今日はその時のお宿の話をいたします。

実は、私達夫婦は結構な貧乏旅行をする事がございます。
基本的に”宿”は”寝るだけの所”との共通の認識から
宿にお金をかける事をまずいたしません。
それこそ、春~秋のシーズンでの旅行はもっぱらキャンプ場。
バイクにテント道具一式積んで二人で日本を練り回っております。

その二人が今回の旅行で選んだ宿がニセコ昆布温泉の”甘露の森”
さすがにスキー旅行でキャンプ場って訳にはいきませんのでね。
で、せっかく宿に泊まるならちょっとはましな宿にしようと
相成ったのです。

<続く>

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この続きは、「高石工業社員による『のびのびブログ』」でどうぞ。
http://www.takaishi-ind.co.jp/nobinobi/2010/02/post-207.php
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●社長に負けじと社員も「社員の『のびのび』ブログ」を書いています!
社員一人ひとりの横顔と仕事に取り組む様子をぜひご覧ください。
毎週火曜日と木曜日に更新!
http://www.takaishi-ind.co.jp/nobinobi/?mail100225

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■□ [5]今月の気になる商品ご紹介
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「缶詰バー」ってご存知でしょうか。

中身は読んで字のごとく、缶詰を肴にお酒を飲むバー(実際には
居酒屋に近い)のことですが、数年前から一部の人たちの間では
結構流行っています。

店内には缶詰が積み上げられ、気に行った缶詰を選んでふたを
あける。なんとも昭和のかおりがしてきますが、このお店が会社
帰りのサラリーマンだけでなくOLにも人気なんだそうです。

しかし缶詰といってもいろんな種類があるものですね。少し調べた
だけでも様々なものがでてきました。
ちょっと全国各地の主だったご当地缶詰をあげてみましょう。

北海道『トドの大和煮』
青森県『焼きりんご』
岩手県『冷麺缶詰』
宮城県『ふかひれの姿煮』
東京都『アオウミガメ肉煮込』
静岡県『すっぽんスープ』
長野県『鯉こく』
長野県『おらん家の蜂の子』
山口県『鯨煮』
福岡県『とんこつラーメン』
沖縄県『ソーキそば』

ちょっとインパクトのあるものばかりを書いてみましたが、ほとんど
の商品がネットで取り寄せられます。でも結構いいお値段ですね…。

肝心の缶詰バーですが、今は東京、大阪、福岡にお店があるよう
です。ご興味のある方は一度足を運んでみてはいかがですか。

以上、今月の気になる商品ご紹介でした。

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■□ [6]高石工業ニュース
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『新エネルギー向け第1回量産 試作 加工技術展』に出展します。

会期: 2010年3月3日(水)~5日(金)
時間: 10:00~18:00[5日(金)のみ17:00終了]
会場: 東京ビッグサイト
同時開催: FC EXPO 2010

弊社が展示会に出展する際には毎回特別企画を実施しておりますが、
上記の会場では、
「内製試作型によるゴムパッキンの試作が”50%off”になるカード」
をお配りする予定です。

これは、社内で製作する試作用金型を使って、ゴムパッキンの
試作を弊社通常価格の半額でお受けする企画です。

今現在ゴムパッキンの試作をお考えのお客様だけでなく、今後
そのような可能性があるお客様もぜひ弊社ブースでカードを
お受け取り下さい。
(この企画へのお申し込みにはブースでお配りするカードが必要です。)

もちろん、このほかにも毎回新しい内容を加えての展示を予定して
おりますので、ぜひ会場へお越しの際には弊社のブースへお立ち
寄りください!

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 編集後記
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もうすぐ3月。今週にはいって暖かい日が続き、もう春もそこまで、
といった感じですね。
これから年度末に向けて仕事が忙しくなる方も多いと思います。
また歓送迎会も増える季節ですが、体調管理に気を付けて乗り
越えていきましょう。(営業部 佐藤)

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発行:高石工業株式会社
〒567-0897大阪府茨木市主原町3-18
TEL 072-632-3365(代)FAX 072-635-1287
web http://www.takaishi-ind.co.jp/
メール otoiawase@takaishi-ind.co.jp
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