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○○「ゴムって意外とおもしろい!」           ○
○      高石工業メールマガジン Vol. 20      ○
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○○○○○○○○○○○○○○★2009年11月10日号★○

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ゴムって実はおもしろい素材なんです―。

熱を加えると縮んだり、油にふれると膨らんだり、配合一つで性
能が変わったりと…。
ゴムって地味な存在に思われがちですが、実は非常に奥が深い素
材なんです。そんなゴム製品の開発に取り組んでいる私たちの取
り組みをお伝えします。

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このメールマガジンは、現在お取引させていただいているお客様、
展示会等で名刺交換させていただいた皆様にお送りしています。

ご不要な場合はお手数ですが、
「このメールをそのままご返信いただく」か、
「以下のURLへアクセスの上、メールアドレスを入力」して下さい。
次号より配信を停止致します。
https://sv150.xserver.jp/~takaishi-ind/takaishi-ind.co.jp/mailmagazine/cancel.php

★――INDEX――――――――――――――――――――★

[1]高石工業製品のご紹介
  ~『弊社ではゴムパッキンを主に製造していますが、それ
以外にもお客様からの様々なご要望にお応えしています。
今回は金属部品に塗装をする際のマスキング用ゴムを
ご紹介します。』

[2]社長コラム
  ~『サッカーJ2のセレッソ大阪のことを書きます。』

[3]技術部・製造部だより 今月の担当は製造部長 坂田
  ~『OJTしています。』

[4]今月の気になる商品ご紹介
  ~『不況が続く昨今、お風呂だけでもリッチな気分を
味わいたい。今月はお金持ちの気分をちょっぴり疑似体験
できるグッズをご紹介します。』

[5]ゴムに関するお困りごとを解決した事例集が完成!
  ~このメルマガをお読みの方にプレゼントいたします!

[6]高石工業ニュース
  ~『リードタイムの短縮に取り組んでいます。』
    

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■□ [1]高石工業製品のご紹介
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●お客様のご依頼

「金属部品に塗装をする際のマスキング用ゴムを作りたいのですが」
というご依頼をいただきました。

●高石工業からのご提案

繰り返し使うこと、高温下で塗料を塗布することを考え、ゴムの
種類を決めました。

また、作業のしやすさも考え合わせて、二つの部品を組み合わせて
マスクすることにしました。

今回のご依頼では、「はめあわせ」が重要だと考えましたので、
まず簡易金型で試作をして、使い心地を試してもらい、その後に
量産に取り掛かることをご提案しました。

●お客様の声

「工業用の塗装は金属に塗料を200度近くの雰囲気で吹き付けて
塗装します。繰返し使うので耐熱性の高いゴムを希望したところ、
用途に合ったシリコンゴムをご提案いただきました。

形状についても今ある現物とこちらの要望から『これでどうですか』
とご提案いただきました。

試作の結果、「はめあわせ」が良好でしたので量産に取り掛かり
ました。現在、順調に使っております。

相談から量産の手配まで親切に対応してもらい、何度も打ち合わせ
をして最終形状を決めることができてよかったです。」

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ホームページではこのほかにもさまざまな商品を写真入りでご紹介
しています。60年におよぶ歴史によって培われた「安心と信頼」
をぜひご覧ください。
http://www.takaishi-ind.co.jp/making/results.php/?mail091110

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■□ [2]社長コラム
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サッカーJ2のセレッソ大阪のことを書きます。

5年前、この試合を勝てばJ1で優勝という時、ロスタイムで優勝を
逃がしたことがありました。

試合が終わって選手みんなが立ち上がれずショックを受けている中、
観客席から聞こえてきた歌が「どこまでも行こう」でした。

「どこまでも行こう 道はきびしくとも 口笛を吹きながら 走って行こう」
すごくすごく、いい歌でした。

その翌年、茨の道が待っていました。セレッソはJ2に降格しました。
それから3年、とうとうセレッソ大阪はJ1復帰を果たしました。

選手はぐっと若く、世代交代しました。ワクワクするはつらつと
したプレーを見せてくれる、いいチームに生まれ変わりました。

「3年かかったけど、やっぱりセレッソが好き」
観客席の垂れ幕にはそう書いてありました。2万人の観客の気持ちを
代弁していました。

厳しい道でも、険しい道でも、あきらめなければいつかは歓喜の
瞬間が待っているのですね。

サポーターひとりひとりの顔を見ながらそう思いました。
外はちょっと寒かったけれど、とてもいい気持ちで帰路につけました。

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弊社代表取締役 高石秀之のブログ「ゴムのヒント」更新中!
まじめな仕事の話から、趣味の話まで
http://www.takaishi-ind.co.jp/blog/?mail091110

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■□ [3]製造部・技術部だより 今月の担当は製造部長 坂田
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最近、出入りの業者さんに週2回のペースで旋盤の研修をお願い
しています。

旋盤とは、回転させた加工物を回転させていない刃物にあてて
切削する機械のことです。

以前(といっても30年位前ですが)は社内で金型を作っていま
したので、その当時に使っていた旋盤がまだ残っています。

専門家にも見てもらいましたが、使い方が良かったのか、はたまた
あまり使っていなかったのか、まだまだ十分に現役で使えるレベルに
あるそうです。

金型に限らず、製品の成形時、また仕上工程時に使用する治具なども
以前は自分達で作っていました。旋盤が使えると自分達が使いやすく、
またすぐに良い物が出来るのでいろんな面で便利です。

しかし、社内で金型や治具を作らなくなったことで旋盤を使える人が
だんだん居なくなり、その技術の伝承がうまく出来ていなかったことも
あって、現在は旋盤本来の使い方をしていませんでした。旋盤を使える
人がいなくなってからは非常に不自由を感じていたのです。

そこでこの度、業者の方に無理を言いまして教えを請うことにしました。

当初は製造部の係長だけが研修を受ける予定でしたが、その話を社内で
したところ、技術部の女性部員と製造部の部員が手を挙げて結局3人で
習うことに成りました。

何回か終了してから朝礼で研修の感想を言ってもらったところ、思って
いたより難しかったとの感想を述べていました。
(簡単そうに見えても奥が深いと思いますよ)

会社に若い人が多くなり、今後はより社員教育に力を入れていくとの
社長の方針に沿って、そのプランを立てるのが私の大事な仕事だと
認識しています。

旋盤だけでなく今後どんどんOJTを進めて行くつもりです。

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●社長に負けじと社員も「社員の『のびのび』ブログ」を書いています!
社員一人ひとりの横顔と仕事に取り組む様子をぜひご覧ください。
毎週火曜日と木曜日に更新!
http://www.takaishi-ind.co.jp/nobinobi/?mail091110

● 4月から始まった当社の「研究・開発への取り組みの様子」を
お伝えする「高石工業開発型ブログ『伸縮自在』」もおかげさまで
好評です。こちらは隔週月曜日に更新!
http://www.takaishi-ind.co.jp/jizai/?mail091110

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■□ [4]今月の気になる商品ご紹介
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突然ですが、「1万7014円」と「2万9888円」。
この二つの金額が示すものって何だかおわかりになりますか?

ヒントは、あるものに対する『予算』なのですが・・・。

そろそろ街もこのイベントに備えてイルミネーションや音楽で
盛り上がりつつあります。

そうです。これは「クリスマスプレゼントの予算」なんです。

某デパートが先日、女性2万人を対象に調査した結果、
「自分が男性に贈るプレゼントの予算が『1万7014円』、
「自分が男性に期待したいプレゼントの額が『2万9888円』
という結果が出ました。

実はこの金額、昨今の不況を反映して、
前者は昨年の2万4071円から1万7014円へ7057円のダウン。
また、後者は5万827円から2万9888円へ2万939円ものダウン
となったそうです。

厳しい現実をものがたっている数字といえるのではないでしょうか。

さて、そんな現実から目をそむけ、せめて入浴中だけでもリッチな
気分に浸りたい・・・。そんな方におすすめの商品がでます。

11月18日にバンダイから発売される
「バブリーバブルバス~円・$バージョン」
は、1万円札と100$札に模した紙幣型の入浴剤です。

1枚、2枚とめくってひらひらとお風呂に浮かべる・・・。
いわゆるお札風呂が楽しめるというわけです。

「円バージョン」ではヒノキの香りが、「$バージョン」は
ホワイトローズの香りが楽しめます。

価格はそれぞれ10枚入りで、各250円とリーズナブルですから、
いい趣味なのかどうかは別にして、おもいっきり”ムダ使い”を
してみてはいかがですか。

ちなみに、お風呂つながりになりますが、2008年12月には、
ビールかけの雰囲気を体験できる全身シャンプー「ビールかけ全身
シャンプー」が発売されていたようです。

おもちゃ会社の方っておもしろいことをいろいろ考えますね。

以上、今月の気になる商品紹介でした。

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■□ [5]ゴムに関するお困りごとを解決した事例集が完成!
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弊社営業マンは日ごろお客様より、ゴムに関するさまざまなご相談
をいただきます。そのご相談には担当営業マンに限らず、全社をあ
げて最良と思われる解決方法を考え、そしてお客様へ提案というか
たちでお返事をさせていただいています。その結果、これまでにた
くさんの問題解決のお役に立ってきました。

そして今回、その解決事例集を1冊の小冊子にまとめ、皆様のお手
もとにお届けすることになりました。弊社のノウハウが詰まった1
冊です。貴社の業務にもお役に立つのではないでしょうか。

ご希望の方はお手数ですが、以下の破線内にある必要事項をご記入
の上、件名に「小冊子希望」とお書きいただきメールにてご返信く
ださい。

近郊の方は営業マンが順次お届けに上がります。遠方の方は申し訳
ございませんが、郵送となります。

———————————————————–

郵便番号:
ご住所:
貴社名:
部署名:
ご担当者:

———————————————————–

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■□ [6]高石工業ニュース
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現在弊社ではリードタイム(LT)の短縮に積極的に取り組んで
います。

目標は現在の1/2にする(おおまかにいうと、1ヶ月かかる
納期を2週間にする)ことですが、それには今現在の問題点を
認識することから始めなくてなりません。

「どの部分で歩留まりが発生しているか」
「時間がかかっている工程はどこか」
「作業時間を短縮できるところはないか」
などといった全体の状況を把握することで、どうすればLTを
短縮することができるかといった道筋が見えてきます。

このLTの短縮が実現できれば、より早く製品をお届けすることが
できるようになることはもちろん、時間の短縮によりコストの
低減にもつなげることができたり、時間が空いたところで新しい
材料の開発やさらなる製造方法の見直しができるのではないかと
いう期待もしています。

当然コストが下がれば、お客様にお届けする価格も下げることが
できますので、この取り組みはいろんな効果をもたらしてくれる
ものだと思っています。

とにかくスピードが求められる時代ですから、ここ数ヶ月、長く
ても1年以内には可能な限り1/2に近づけるように取り組みを
すすめていきます。

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 編集後記
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今回のメールマガジンが20回目の発行となりました。おかげ様
でたくさんの方にお読みいただいているようで、展示会やお客様
を訪問したときにお声をかけてもらえることもしばしばあります。

そのときに必ず言われることが、
「内容はええねんけど、ちょっと長いなぁ。」
ということです。

たしかに「ちょっと長いかな」、とは思っておりましたので、
改善しようかと考えています。

いろんな情報をお届けしたいという気持ちと、「読みやすさ」を
比べながらいいメールマガジンをお届けできるようこれからも
常に内容を見直していこうと思います。(営業部 佐藤)

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発行:高石工業株式会社
〒567-0897大阪府茨木市主原町3-18
TEL 072-632-3365(代)FAX 072-635-1287
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