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○     高石工業メールマガジン Vol.2       ○
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○○○○○○○○○○○○○○○○2009年2月10日号○○

このメールマガジンは、現在お取引させていただいているお客様、
展示会等で名刺交換させていただいた皆様にお送りしています。
ご不要な場合はお手数ですが、このメールをそのままご返信下さ
い。次号より配信を停止致します。

★――INDEX――――――――――――――――――――★

 [1]高石工業製品のご紹介
~今月はNSPラバー・ESPラバーについて

 [2]社長コラム
    ~「大阪勧業展」

 [3]営業部だより
    ~今月の担当は佐藤『新人研修で… その2』

 [4]今月の気になる商品ご紹介
    ~今、世間で話題の商品を独断でご紹介

 [5]ゴムに関するお困りごとを解決した事例集を製作中!
    ~2月下旬の完成を目指して執筆しています
    
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■□ [1]高石工業製品のご紹介
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●NSPラバー・ESPラバーについて

これは「固着しにくい」ゴムです。NBRベースの物をNSPラバー、
EPDMベースの物をESPラバーと呼んでいます。

水栓機器や浄水器などの水回り品、消防関連のバルブなど色々な
分野において「ゴムの固着」でお困りの皆様は多いと思います。

ゴムは「もともと固着しやすい物」です。「金属や樹脂のパーツに
ゴムのリングを嵌めて組み立てました。2,3日放っておくとゴムが
固着してしまい、外す時やばらす時にとても硬くなりました。」と
いう話はよくお客さまより伺います。

NSPラバー、ESPラバーは、「もともと固着しやすい物」であるゴム
の配合を工夫して、固着しにくくしてあります。

例えば浄水器のカートリッジケースや電池ケースなど定期的に交換が
必要な部分にNSPラバー、ESPラバーを使用していただければ、
その効果は十分体感していただけると思います。

又この『固着しにくい』という性質は、思わぬ他の可能性も生み出し
ました。それは、潤滑剤無しでも製品に組み込める可能性です。

NSPラバー、ESPラバーは、固着しにくい成分がゴムの表面に有り
ます。この成分のおかげで、NSPラバー、ESPラバーの表面はツルッ
としています。この特長を生かし、潤滑剤無しで製品に組み込んで
しまおう、という訳です。

潤滑剤がいらなければ、作業者の手間は減るし、製品が汚れないし、
塗りすぎも無くなるし、いい事ずくめです。実はこれ、あるお客様
から私共に教えて頂いた事なんです。とてもうれしいです。
お客様から提案を頂くなんて…

これからもお客様のお役に立てる使い方の研究を続けて行きたいと
思います。

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ホームページではこのほかにもさまざまな商品を写真入りでご紹介
しています。60年におよぶ歴史によって培われた「安心と信頼」
をぜひご覧ください。
http://www.takaishi-ind.co.jp/products/rubber.php

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■□ [2]社長コラム
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2月4日・5日に大阪勧業展がなんばの府立体育館で開催されました。

すごい人でした。今まで参加したどの展示会よりも混んでおり、
熱気に満ちていました。

世間の不況を吹き飛ばす勢いでした!

「景気は気から」なのかもしれません。

私たちの会社のブースにもたくさんの方が興味を持っていらして
いました。

営業から2人・技術から1人、日替わりで説明に参加していました。
まだ日が浅い人もいましたが、うまく対応していました。

展示会は普通の仕事や訪問ではなかなかお会いできないお客様
たちに、生でお目にかかれる貴重な機会です。説明員にとっては
いろんなお客様の幅広い質問に対して、知識をフル回転させて
目の前のお客様に満足していただける応対をするのはなかなか
大変なことです。

特に若い人には、何か月分もの経験がこの一日で得られたのでは
ないかと思います。その成長ぶりも一つの大きな収穫でした。

逆に、ベテランの営業さんは安心して見ていられますね、という
こともよくわかりました。いつも鍛えられているだけにお客様に
安心感をもってもらえるように接しています。

帰ってきた説明員の顔は充実感でイキイキとしていました。

すばらしい展示会でした。ご来場の皆様誠に有難うございました。

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弊社代表取締役 高石秀之のブログ「ゴムのヒント」更新中!
まじめな仕事の話から、趣味の話まで
http://www.takaishi-ind.co.jp/blog/?mail090210

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■□ [3]営業部だより
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[前回の続き]

営業部の佐藤です。1月末を持ちまして3ヶ月弱の研修が終わり
ました。今号は前回に引き続き研修中に強く印象に残ったことを
お伝えしたいと思います。

[仕事に対する社員の気持ち]

研修中に強く印象に残ったもう一つは、弊社の製造部・技術部スタッフ
の「問題意識の高さ」です。

いかに問題(不良品)の発生をおさえるか、どうすれば効率よく仕事
ができるかということを常に考えながら日々の業務にあたっていること
がよく伝わってきました。

例を一つあげると、研修中にある製造スタッフと次のようなやりとりが
ありました。

私はどれぐらいの作業量が”忙しい”というレベルなのか知りたく
なったので、「今は忙しいのですか?」という質問をしました。

すると質問を受けたスタッフの方は、「今はそれほど忙しくないですね。
こんな時間は貴重だから普段できないことをするんですよ。機械の
裏側の掃除とか、器具の調整とか。またこういう時間を利用して仕事の
作業効率を見直したりしています。」という”予想外”の答えが返って
きました。

失礼ながら本当に予想外でした…。(・・;)

誤解を承知で言えば、製造にあたる人は言われたものを作っておしまいと
なりがちです。しかし、ここのスタッフはまったく違っていました。

私は普段、仕事を”手段”ではなく”目的”としていたいと思って
いますが、あらためてその思いを強く感じさせられた社内研修でした。

[研修終了]

研修は1月で終了し、2月からは営業職としての仕事を始めています。
現場での研修を体験して良かったことは、
・実際の製造工程を知ることができ、知識を深めることができた。
・それにともなう問題点、改善点に気付くことができた。
・現場のスタッフといろんな話ができ仲良くなれた。
などがあります。

営業マンとして皆様によいご提案ができるように、今回の研修だけ
にとどまらず、知識や経験をさらに深めていきたいと思っています。
皆様のところにお伺いしたときは、何卒よろしくお願いいたします。 
                       (以上、終了)

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社長に負けじと社員も「社員の『のびのび』ブログ」を書いてい
ます!
仕事上での気付きから、会社へのうっぷんも?!
月曜日から金曜日まで、交代で毎日更新。
http://www.takaishi-ind.co.jp/nobinobi/?mail090210

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■□ [4]今月の気になる商品ご紹介
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近頃、「調理玩具」と呼ばれるオモチャが巷で流行しているのを
ご存じでしょうか。オモチャといえどもあなどる事なかれ。結構
本格的な料理が楽しめると人気を集めています。

このオモチャは本来、小学生の女の子をターゲットにして商品開発
が進められてきました。そのため、安全に、かつ簡単に料理を楽しん
でもらおうという設計がなされています。

ところが、購入しているのは女の子ばかりではないのです。なんと
女の子のお母さんや独身のOLなどにも大好評なのだそうです。

ブームの火付け役は一昨年の7月にバンダイから発売された
「のりまきまっきー」という巻き寿司が作れるものでした。
発売後、あれよあれよという間に15万セット以上を売り上げ、
今では、パスタ、おそば、サンドイッチ、パンなどから、プチケーキ、
ドーナツ、クレープといったお菓子まで、いろんなメーカーから様々な
料理が作れるタイプが発売されています。

この一連のブームですが、ビジネス面から見てみると、当初の
ターゲットと違う層が反応したということがとても興味をひきます。

この調理玩具の件でいえば、小学生をねらって発売したのに、
いざふたを開けたらそのお母さんやOLが反応したという現象です。

商品を軸にビジネスを拡大する方法をシンプルに考えると2つあり
ます。一つはヨコへの展開、もう一つはタテへの展開です。ヨコへの
展開というのは商品をほぼそのままで購買層を拡げること。タテへの
展開はターゲットを変えずに、商品そのものを改良・進化させる方法
です。もちろんその両方を行う場合もあります。

この調理玩具は偶然に(ひょっとしたらメーカー側が狙っていたのかも
しれませんが)ターゲットがヨコへと拡がり、売り上げが増加しました。

タテへの拡大がいいのか、ヨコへの拡大がいいのかはビジネスモデル
によって異なりますが、弊社のような製造業は開発に重点をおく
(タテへの展開を中心に行う企業になる)ことに移行することで経営が
安定してきます。

貴社にはヨコあるいはタテへの拡大で売り上げ増加につなげられる商品は
ないでしょうか。意外と想像もしない方面に需要が見つかるかもしれま
せんね。もしゴムに関するアイデアがありましたら、ぜひ弊社にご相談
ください。(^^)

以上、『今月の気になる商品ご紹介』でした。

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■□ [5]ゴムに関するお困りごとを解決した事例集を製作中!
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弊社営業マンは日ごろお客様より、ゴムに関するさまざまなご相談
をいただきます。そのご相談には担当営業マンに限らず、全社をあ
げて最良と思われる解決方法を考え、そしてお客様へ提案というか
たちでお返事をさせていただいています。その結果、これまでにた
くさんの問題解決のお役に立ってきました。

そして今回、その解決事例集を1冊の小冊子にまとめ、皆様のお手
もとにお届けすることになりました。弊社のノウハウがギッシリ詰
まった渾身の1冊です。貴社の業務にもお役に立つのではないでし
ょうか。

現在、懸命に時間を捻出し執筆しております。完成は2月下旬の予
定です。

このメルマガをお読みの皆様の中でご希望の方には無料でお届けす
る予定です。楽しみにお待ちください!

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 編集後記
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そろそろ花粉が飛ぶ季節になってきました。重度の花粉症患者で
ある私は、この季節だけは国外に”逃亡”したくなります…。

予防の薬を飲み始めてはいますが、花粉の飛散開始が非常にこわい
今日この頃です。

(営業部 佐藤)

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発行:高石工業株式会社
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