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○○「ゴムって意外とおもしろい!」           ○
○      高石工業メールマガジン Vol.10      ○
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○○○○○○○○○○○○○○○★2009年6月10日号★○

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ゴムって実はおもしろい素材なんです―。

熱を加えると縮んだり、油にふれると膨らんだり、配合一つで性
能が変わったりと…。
ゴムって地味な存在に思われがちですが、実は非常に奥が深い素
材なんです。そんなゴム製品の開発に取り組んでいる私たちの取
り組みをお伝えします。

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このメールマガジンは、現在お取引させていただいているお客様、
展示会等で名刺交換させていただいた皆様にお送りしています。
ご不要な場合はお手数ですが、このメールをそのままご返信下さ
い。次号より配信を停止致します。

★――INDEX――――――――――――――――――――★

[1]高石工業製品のご紹介
  ~『いろんな箇所で活躍する金具とゴムの焼き付け品。
サイズや材質、それに用途も様々です。』

[2]社長コラム
  ~『アンケートをしました』

[3]営業部だより 今月の担当は佐藤
  ~『先日、社内の幹部および社内改善プロジェクトチームの
    メンバーで合宿を行いました。その模様を今回と次回の
    2回にわたってお伝えします。』

[4]今月の気になる商品ご紹介
  ~『マンガ喫茶のように「絵本喫茶」は市民権を得ることが
できるか』

[5]ゴムに関するお困りごとを解決した事例集が完成!
  ~このメルマガをお読みの方にプレゼントいたします!

[6]高石工業ニュース
  ~『5月28~30日と6月4~5日に開催された展示会に参加
    しました。』
    

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■□ [1]高石工業製品のご紹介
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金具焼き付け品はゴムライニングとかインサート成形品と呼ばれ
ることもあります。

金具にゴムを焼き付けるメリットは、
1) ゴムと金属パーツを組み立てる手間が省ける。
2) パーツの数が少なくなる。
などがあります。

高石工業のイチオシ材料のSPラバー、半透明EPDMも金具へ
の焼き付けが可能です。

またサイズも小さいもので直径約4ミリ(ほぼ米粒大)の金具に
焼き付けができます。

現在の所、実績のあるゴムと金属の組合せは、
NBR+真鍮、NBR+鉄、EPDM+真鍮、EPDM+砲金、
FKM+真鍮、です。

また、EPDM+ステンレス、EPDM+アルミなども試験段階
での接着に成功しています。

また上記以外の組合せもテスト可能です。金具の焼き付け品を
お考えの際はぜひ当社にお声かけ下さい!

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ホームページではこのほかにもさまざまな商品を写真入りでご紹介
しています。60年におよぶ歴史によって培われた「安心と信頼」
をぜひご覧ください。
http://www.takaishi-ind.co.jp/products/rubber.php

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■□ [2]社長コラム
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一年ほど前のことです。
社内で何人か(おもに役職者)に簡単なアンケートをしました。
「自分や社長に対しての質問にお答えください」 というものです。

質問は例えば、
「社長とよく話をしていますか?」
「社長は私のことを信頼してくれていますか?」
「社長に率直に意見を言うことができますか?」
などです。

返ってきたアンケートを見て、気付くことがたくさんありました。
特に私自身が「やっている・できている」と思っていたことが
社員から見たらできていなかったり、コミュニケーションが取れて
いると思っていたのがそうでもなかったり。心理的・物理的・距離
的なギャップがたくさんありました。
ちょっと「ショック」といってもいいくらいでした。

もともとこのアンケートの目的は社長と管理職のギャップを見るため
のもので、ギャップはあって当然です。「自分が知らない」ことで
「他人が知っていること」を知るのが重要ですね。ギャップがある
ことを認識し、一人よがりにならずにその差を埋めるべく努力する
のが大切だと気づきました。

そういうことがあって今、人事評価制度の改革をしています。

一人一人の社員とコミュニケーションを取れるように、一人一人が
やりがいを感じることができるように。私の思いだけが先走らない
ように、社員みんなに理解してもらいながら浸透させていきたいと
思っています。

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弊社代表取締役 高石秀之のブログ「ゴムのヒント」更新中!
まじめな仕事の話から、趣味の話まで
http://www.takaishi-ind.co.jp/blog/?mail090610

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■□ [3]営業部だより(今回は会社だよりです)
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<前編>

去る5月23日(土)、24日(日)に当社の部長、工場長、および社内
改善プロジェクトチームのメンバーで合宿を行いました。

場所は鳥取の三朝温泉。温泉だからしゃべって、飲んでワイワイ
騒いだのだろうと思われるかもしれませんが、まったくの正反対。

今回の目的は、会社の問題点を考え、そしてその改善案を話し合
うことと、現在社内の中核を担う人たちの意思の疎通を図ること
にありました。

研修は23日の午後1時に始まり24日の午前11時まで22時間、
ほとんど眠ることなく続きました。

今回のメールマガジンではまずその初日の様子をお伝えします。

●『始まりは穏やかでした。』

三朝温泉までは大阪から約4時間。会社を8時に出発し、現地に
は12時過ぎに到着しました。

着くやいなや、各工場の方たちとの挨拶も早々に会議室へ移動。
早速社長の話が始まりました。約1時間半のあいだ今社長が考え
ていること、今後の会社の方針についての話に耳を傾けました。

●『予想以上の過酷さが待っていた…』

そして午後2時半から現在会社が抱えていると思われる問題点と
その改善案についての話し合いが始まりました。

15人の参加者を3つのグループに分け、それぞれに今社内で起
こっていると感じる問題点の中から1つを取り上げて、そして
その改善案を話し合います。

翌日にはその発表がある上に、時間にも限りがあるので全員が
真剣です。

しかしこれがもう大変。一人ひとり仕事や社歴が異なるわけ
ですから当然感じることも違います。こっちの人は問題だと
感じていてもこっちの人はまったく問題ないと感じていたり
ということがあるので、まずグループ内の意識の統一を図ら
なくてはなりません。

また取り上げたテーマが大きすぎると、どこまでを話に取り
入れるのか、またどこからを問題とするのか、そしてどう
やればそれが改善できるのかをまとめきれないといったこと
も出始めました。

そして気がつけば午後6時。ほとんどのグループが具体的な
進展も見いだせないもできないままこの合宿唯一の自由時間と
なりました。

自由時間とはいっても、荷物の移動や入浴でその時間はあっと
いう間に過ぎました。そして7時からの食事を経て、8時から
は再度話し合いを始めたのでした。

●そして合宿は佳境へ

会議室は午後10時半までしか使えませんでしたが、当然その時間
内ではまとまるはずもなく、3つのチームは各部屋に戻って話し
合いを続けました。

睡魔と戦いながらもメンバーと議論を続け、時間はどんどん過ぎて
いきました。

そして体力的にも、精神的にも佳境を向かえますが…。

今回はここまでとします。2日目の様子は次回のメールマガジンで。

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社長に負けじと社員も「社員の『のびのび』ブログ」を書いています!
月曜日から金曜日まで、交代で毎日更新。
http://www.takaishi-ind.co.jp/nobinobi/?mail090610

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■□ [4]今月の気になる商品ご紹介
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このメールマガジンは10日号と25日号で内容が少し異なります。
10日号に掲載しているこの商品ご紹介の記事ですが、毎回ご紹介
したいと思う商品やサービスが多く、いつもなかなか決まりません。

今回も
「プリクラはDSで撮る時代」、
「しそ味のペプシコーラ発売」、
「今カード会社のネットショップが熱い」、
「wiiで出前チャンネル始まる」
などいろいろ候補はあったのですが、その中から「絵本喫茶」を
取り上げることにしました。

理由はgoogleで検索したら一番ヒットした件数が少なかった、ただ
それだけのことです。。。
(いつもそうやって決めているわけではありません。)

「絵本喫茶」とは「ブックカフェ」の範疇に入ると思いますが、
その名の通り絵本を読みながらお茶を楽しめるお店のことです。

この絵本喫茶はお店によって、大人の女性が多い店、子供連れの
お母さんが多い店、シックな造りで男性が多い店など、客層に
特徴があるようです。

発想的には「書店(図書館)+喫茶」という感じなのだと思い
ます。私も以前から本屋さんや図書館でお茶が飲めたらなぁと
ずっと思っていましたのでニーズはあるような気はします。

しかし、マンガ喫茶が完全に世間に定着している一方、絵本だけ
に特化したビジネスモデルがどこまで市民権を得るのか未知数な
部分も多いので今後の展開に注目しています。

ちなみに、私がオススメする絵本は、
『五味太郎作 さる る・る・る』
です。

↑これは数ある絵本の中でも最高傑作だと思います。

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■□ [5]ゴムに関するお困りごとを解決した事例集が完成!
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弊社営業マンは日ごろお客様より、ゴムに関するさまざまなご相談
をいただきます。そのご相談には担当営業マンに限らず、全社をあ
げて最良と思われる解決方法を考え、そしてお客様へ提案というか
たちでお返事をさせていただいています。その結果、これまでにた
くさの問題解決のお役に立ってきました。

そして今回、その解決事例集を1冊の小冊子にまとめ、皆様のお手
もとにお届けすることになりました。弊社のノウハウが詰まった1
冊です。貴社の業務にもお役に立つのではないでしょうか。

ご希望の方はお手数ですが、以下の破線内にある必要事項をご記入
の上、件名に「小冊子希望」とお書きいただきメールにてご返信く
ださい。

近郊の方は営業マンが順次お届けに上がります。遠方の方は申し訳
ございませんが、郵送となります。

—————————————————————-

郵便番号:
ご住所:
貴社名:
部署名:
ご担当者:

—————————————————————–

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■□ [6]高石工業ニュース
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5月の末から6月の上旬にかけて行われた2つの展示会に参加しま
した。

5月28日~30日にインテックス大阪で開かれた「微細精密加工技
術展 2009」は昨今の不況の影響か、例年より出展企業数が少なく、
通路の幅がいつもより広いように感じられました。

それでも来場者の方の熱はとても熱く、今すぐお取り引きをさせて
いただきと思うような企業のご担当者様とたくさんお話することが
できました。

6月4日~5日に東京の大田区産業プラザで開催された「もうかり
メッセ東大阪in東京 2009」にも熱心な企業のご担当者様がご来場
され、技術的なこと以外にも大阪や東京の近況などについての意見
交換をたくさんさせていただきました。

今回の展示会にご来場くださいました皆様、誠にありがとうござい
ました。

次回当社が出展する展示会は10月の「大阪勧業展」の予定です。

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 編集後記
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先日、自宅の冷蔵庫のついている自動製氷機が壊れてしまいました。
10年以上使ってきたのですが、ここ最近、扉の閉まり具合や冷凍
庫の温度にも不具合があったので、思い切って買い換えることに
しました。

電器店に行ってみると、
「入れておくだけで野菜のビタミンが30%も増える野菜室」、
「調理したての熱い料理でもそのまま入れられる冷凍庫」
といった機能がついた冷蔵庫があったので、それを買いました。

どんな仕組みになっているのかはまったくわかりませんが、
10年ぐらい前は”熱いものを冷凍庫に入れるなんて論外”だった
のに…。

「技術」の世界は日進月歩でイノベーションがすすみ、時代と
ともに常識も変わるのですね。(営業部 佐藤)

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発行:高石工業株式会社
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