┏┿━━「ゴムって意外とおもしろい!」━━━━━━━━━┿┓
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┃ 高石工業メールマガジン Vol.124
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┗┿━━━━━━━━━━━━━━━━2014年3月10日号┿┛
3月に入って暖かい日もあったかと思えばまた寒くなったりと、
服装に困る気候が続きますね。でも、もう春はそこまできています。
年度末に向けて忙しい日々が続きますが、明るく頑張っていきましょう!
それでは3月10日号をお届けします。
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このメールマガジンは、現在お取引させていただいているお客様、
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ゴムって実はおもしろい素材なんです―。
伸ばした状態で熱を加えると縮んだり、油にふれると膨らんだり、
配合一つで性能が変わったりと…。
ゴムって地味な存在に思われがちですが、実は非常に奥が深い素
材なんです。そんなゴム製品の開発に取り組んでいる私たちの取
り組みをお伝えします。
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┃1┃社長コラム
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┗『水素・燃料電池展に出展しました』
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┃2┃高石工業NEWS
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┗『世界最大の見本市「ハノーバーメッセ」に出展します』
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┃3┃今月の気になる商品ご紹介
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┗『「動く図鑑」がひそかに人気です』
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┃4┃ゴム業界インフォメーション
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┗『2013年の合成ゴムの年間生産量が発表されました。』
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[1]社長コラム
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◆水素・燃料電池展に出展しました
2月26日~28日にかけて東京ビッグサイトで行われた、「第10回水素・燃料電池展」が終わりました。
私たちは3日間出展をさせていただきました。
数えて5回目の出展でしたが、かなり手ごたえのある3日間でした。
実は今年は昨年までとはかなり違うテーマの展示の仕方をしてみました。
昨年までは同じ展示会でも「試作・加工ゾーン」に出展していました。
また展示のテーマは従来の「水道・ガス・空気」の三分野に加えて「試作・開発」、
そしてそれに付け足す形で「水素・燃料電池」という展示内容でした。
しかしこの方法ではお客様にとって何を見せたいのかがよく伝わら
ないようで、「燃料電池展なのに、水道向け?」という質問もたびたびありました。
試作加工ゾーンだったので、水素ステーションのテーマを持った
お客様がそもそも回ってこないという課題もありました。
そこで今回はズバリ「水素ステーション」向けの耐水素ゴムパッキンに
テーマを絞りました。サンプルも高圧水素サイクル下で破壊されたパッキンを展示し、
パネルも水素破壊の原因やそれに対する開発状況を展示するなど大幅に変えました。
おかげさまで水素ステーションや燃料電池に対しての興味やテーマを
持ったお客様が多く来られ、ポイントを絞った質問をされていました。
質問がなくとも足を止めて展示をゆっくり見られたり、展示物をじっくりのぞき込んだり。
お客様にとっても「まぎれ」が少なくなった感じのようです。
手前勝手ですが、「シーズ」と「ウォンツ」が一致しているのかもしれません。
私自身もテーマを持って今回の展示会に臨みました。
4月にハノーバー・メッセに出展することもあり、
私は得意(ウソです(^^;))の英語を生かして、海外のブースを回ってみました。
ドイツ・カナダ・アメリカ・フィンランド・・・度胸試しです。
「興味があったらウチのブースに見に来てください」という感じで話をしに行っているのですが、
海外の人はみんなにこやかで非常にレンドリーに接してくれています。
こちらはドキドキしながら、しどろもどろなんですが。
最初に出展した5年前は出展するだけでうれしかったものです。
回数を重ねるにつれて展示会での収穫を考えるようになってきました。
それも私たちの成長なのだろうと思います。
さあ、次は4月のハノーバー・メッセです!
新たな目標に向かって、やることがまだまだあります!
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弊社代表取締役 高石秀之のブログ「ゴムのヒント」更新中!
まじめな仕事の話から、趣味の話まで
http://www.takaishi-ind.co.jp/blog/?mail140310
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[2]高石工業NEWS
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◆世界最大の見本市「ハノーバーメッセ」に出展します
ドイツの首都ベルリンからほぼ真西へ250kmほど行ったところに
ハノーバー(ドイツ語ではハノーファー)という都市があります。
ここは国際ヴァイオリンコンクールや世界最大のコンピュータ見本市「CeBIT」が開催されるなど、
学術、芸術の街として知られています。
このハノーバーで毎年4月に世界最大規模の国際産業技術見本市「ハノーバーメッセ」が
開催されるのですが、この見本市に私たち高石工業が出展することになりました!
27ある会場の総敷地面積が約50万平方メートルと、東京ドーム
11個分に相当するとてつもなく広い専用会場が展示会の舞台です。
角から角まで歩いて移動したら30分ほどかかるため、会場内を
移動用のバスが走っているくらいです。
昨年はここに 6,650社が出展し、225,000人もの方が来場されました。
そして今年はちょっとしたご縁があり、出展の機会をいただきました。
私たちにとって初の海外出展がハノーバーメッセということで、不安も少なからずありますが、
失うものもないので、いろんな面で楽しんできたいと思います。
なお、会期は4月7日(月)~11日(金)で、
代表取締役の高石のほかに営業部から斎藤、佐藤の合計3名が5日発で向かう予定です。
現地での様子は、社長ブログや社員ブログでお伝えするつもりを
していますので、ぜひHPもご覧ください。
もちろん、現地に来ていただけたなら大歓迎でお出迎えいたします!
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[3]今月の気になる商品ご紹介
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◆動く図鑑がひそかに人気です
子どものころ、動物や花や天体のことを調べるのにずいぶんと図鑑のお世話になったものです。
その頃の図鑑はイラストや写真しかありませんでしたが、
見たことのない生き物や見ることのできない宇宙のかなたの様子を
ワクワクしながら見ていた記憶があります。
そんな時代からウン十年。時代は変わって、図鑑も変わりました。
2013年に最も売れた図鑑は講談社さんから発売された
「MOVE(ムーヴ)」)という図鑑です。
もっとも発売された時期は2011年ですので、発売から2年以上が経過しているのですが、
まず大きな特徴に、表現にとても迫力があるということです。
普通の図鑑はライオンならライオンの全身写真やイラストがあるだけですが、
MOVEは顔だけのアップがあったり、火山なら噴火している
様子が描かれていたりと、とにかくリアル感がよくでた表現になっています。
そしてもう一つの特徴が「動く」ことですが、もちろん紙のうえでは
動きません。付属としてDVDがついているのです。
このDVDはNHKで放送されている「ダーウィンが来た」などの
ドキュメンタリー番組を多く手掛けているメディアとの共同制作ですので、
子どもに限らず大人でも飽きない構成になっているようです。
ということで、子供が自分で図鑑を選ぶだけでなく、親が子供に
見せたいとの理由で購入するパターンも多いんだそうです。
確かに紙という動かないものだけで見るよりは、映像で見たほうが
より理解度は深くなる気がしますね。
今後もまだまだラインナップは増える予定で、どんどん充実していくとのことです。
以上、今月の気になる商品ご紹介でした。
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[4]ゴム業界インフォメーション
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◆2013年の合成ゴムの年間生産量と出荷量が発表されました。
合成ゴム工業会から2013年の合成ゴムの年間生産量が発表されました。
合成ゴムの生産量と言われても、私たちのようなパッキンメーカーからでは
想像できないので、いったいどれくらいなのだろうと興味深く見てみました。
それによると、NBRやEPDMなど、すべての合成ゴムを合わせた
昨年の年間生産量は164万トンだったそうです。
と言われても、桁が違い過ぎてやはりピンときませんでした(^^;
振り返ると、昨年前半はエコカー需要の反動があったために生産量が伸び悩みましたが、
後半になると景気の回復傾向と消費増税前の駆け込み、さらに北米向けの生産が好調だったために、
2012年をわずかに上回る数字となったようです。
ちなみにですが、もっとも生産量の多い合成ゴムは何かおわかりになるでしょうか。
単純に使用量の多いゴム製品を思い浮かべていただければ答えが見つかると思います。
使用量の多いゴム製品といえば、
タイヤ
ですね。
ということで、最も使用量の多い合成ゴムはSBRなのでした。
毎年、全体のおおよそ4割がSBRで、以下、BR、EPT、CRと続きます。
私たちが使う量はこの数字の何分の1なんだろうと漠然と思いました。。。
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編集後記
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花粉症の方にはツライ季節になりました。電車の中でもくしゃみを
したり、鼻をズルズルいわせている人が数多く見られます。
ですが、今年は画期的な薬が出ることになりました。
簡単いうと、花粉の入った液体を数滴舌の下にいれて数分放置後、それを飲み込むというものです。
要は抗体を作ってしまおうということですね。
今年の夏前にはお医者さんで処方してもらえるようになるそうですから、
重度の花粉症患者の方は一度調べてみてください。
(営業部 佐藤)
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