大阪商工会議所・近畿経済産業局主催、大阪府共催の「水素・燃料電池 北米ビジネス実務ミッション」の一員として参加させていただいている、このアメリカ・カナダ行きも帰国の途に着くことになりました。
思えばあっという間の一週間でした。
やはりこのミッションの一番の収穫は、当地の水素・燃料電池に対する機運の高まりを肌で感じることができたことです。
それも大阪商工会議所さん・近畿経済産業局さん・大阪府さんの皆さんのご準備・ご手配のおかげです。
アメリカのエネルギー省などという、まず普通では入れないところに入れたのも大阪商工会議所さんのお力なくしては不可能なことです。
また、カナダで交流会を開けたり、会社訪問をしたりできたのは9月に大阪府の松井知事がカナダを訪問して下さったおかげです(知事にはテレビで見るだけですが)。本当に偉い人たちが次々と出てくるのには驚きを通り越して、ビビりました。
バンクーバーでもカリフォルニアでも、交流会で現地の水素・燃料電池関連の民間企業・団体の方々と知り合えました。ウチ一社でこれだけの会社の方々と短期間に知り合えるのはまず不可能だと思います。
テスラのイーロン・マスクさんは「燃料電池なんて馬鹿げている」と言いますが、それまあくまで一つの意見であり、将来の水素社会がいかに人類に貢献し、必要なものであるかということを長い視点で真摯に考えておられる方々が、こんなにもいるのかという思いです。そういう方々と知り合えたのが今回の一番の収穫です。
派遣団の皆さんにも非常によくしてくださいました。今回の目的は大阪の水素・燃料電池関連の先進の技術を北米に売り込もう!というものです。大阪のものづくり会社8社が参加していますが、本当に尊敬すべき素晴らしい方々ばかりで、「日本連合」の一体感を感じることができました。
それもすべて、支えてくださる大阪商工会議所・近畿経済産業局・大阪府の方々の準備と当日のきめ細やかなご支援のおかげです。私みたいな一中小企業にこんなにも手厚くしていただいて、「水素・燃料電池を大阪のものづくり産業の柱に育てよう」という心意気をひしひしと感じる毎日でした。
ありがとうございました!!
日曜日に関西空港に帰り、月曜日からまた日常業務に戻ります。一週間の留守を支えてくれたスタッフの皆さん、ありがとうございました。
おかげで心配なくこちらに集中することができました。
ちょっとですけど、おみやげ買って帰りますね(^^)