ただいま、アメリカに来ています。
大阪商工会議所・近畿経済産業局主催、大阪府共催の「水素・燃料電池 北米ビジネス実務ミッション」の一員として参加させていただいています。
大阪の水素・燃料電池関連の先進の技術を北米に売り込もう!というビジネスツアーで、大阪のものづくり会社8社が参加しています。
本日は「大阪商工会議所・北米・カナダ水素燃料電池ビジネスミッション」二日目です。
今日は一日のほとんどをアメリカ・エネルギー省にいました。
エネルギー省はホワイトハウスから歩いて20分ほどのところにあり、エネルギー省と商務省を合わせて日本の経済産業省みたいな感じのところです。
さすが大阪商工会議所、普段絶対入れないようなところに入れるのはこのミッションの素晴らしいところです。
ワシントンDC名物の渋滞に巻き込まれたうえ、エネルギー省のセキュリティーチェックが厳しく、30分遅れました。
商務省の次官補による「セレクトUSA」という、アメリカへの産業誘致・投資活動について説明や、エネルギー省の次官補によるエネルギー省のクリーンエネルギーへの取り組み活動の説明がありました。
やはり偉い人らしく、またもともと30分遅れのため、途中で次官補が「次のミーティングがあるので」と抜けていきます。
再びエネルギー省の担当者二人から、エネルギー省の水素エネルギーに関する取組み、水素関係の安全・規制の話。
この人たちは「来年2月の水素先端世界フォーラム(福岡)、3月のFC EXPO(東京)にも行くよ」なんて言ってくれて、また日本でお会いする機会がありそうです。
その後、日本から参加の私たち8社が会社紹介をしました。
各社5分の持ち時間でそれぞれ発表です。
英語での発表(!)でしたが、アワアワ言いながら何とか乗り切りました。
中身の濃い一日で、ほとんどエネルギー省にいましたが、セキュリティの観点から写真撮影禁止のため、ミーティングの写真はありません。紹介できたらいいのですが、すみません。
政権交代により、来年1月20日のトランプ大統領就任以降、今日対応してくれた方々は総入れ替えになるそうです。
日本の官僚制度とは違うのですね。
せっかくコンタクトができたのに、と残念です。
余談ですが、街中では「TPP反対!」のデモが起きていたり、オバマ大統領がホワイトハウスから外出するとかで周辺の道路が封鎖になってたり、ニュースで見る世界が目の前で起きていてなかなか不思議な気分です。
ちなみに現地のガイドさんによると、大統領選挙の時ワシントンDCでは90%以上がヒラリー・クリントンに投票していたため、選挙結果には「そんなバカな」という思いだったようです。