ハノーバーメッセ2015が終わり、予備日を使った観光に行きました。
今回の裏目標は、ドイツサッカー・一部リーグ「ブンデスリーガ」を見に行くことです。
今回「予備日」に当たる4月18日土曜日にブンデスリーガの試合が行われていることを事前にキャッチした私は、どのチームの試合に行くべきかをいろいろリサーチしました。
ハノーバーにも「ハノーファー96」という地元チームがあるのですが、残念ながらその日はホームの試合がなく断念。次に香川真司選手のいるドルトムントを狙いましたが、人気が非常に高く前売り券が出ませんでした。さらに電車で30分くらいで行けるヴォルフスブルクでも試合があることがわかりましたが、これは試合日が一日ずれて4月19日、帰りの飛行機に間に合いません。
それで最終的にたどり着いたのが、ベルリンで行われる「ヘルタ・ベルリン 対 FCケルン」の試合です。
チケットは日本を立つ前にネットで予約し、現地で受け取ることにしました。
ヘルタ・ベルリンには原口元気・細貝萌、FCケルンには大迫勇也・長澤和輝という日本人選手が在籍しており、日本人対決も楽しみです。
ベルリン市内を少し観光した後、サッカースタジアムに向かいます。
最寄りのUバーン(トラム)の駅を出て少し歩くと、会場であるオリンピア・シュタディオンが見えてきました。
2006年のドイツ・ワールドカップ決勝戦にも使われたこのスタジアムは、収容人数なんと7万4千人!
入り口近くの「WILL CALL」というブースでチケットを受け取る為に並びます。
試合開始の2時間少し前にいきましたが、こんなに並んでいます。
とうとうチケットが手に入り、胸が高鳴ります。
日本から予約してちゃんと引き換えられるかどうかが実は一番心配な点だったのですが、ラッキーなことにすぐに引き換えることができました。
引き換えにはネット予約時の控えをプリントしたものと、決済に使ったクレジットカードがID代わりに必要です。
会場の開門は試合開始の1時間半前。
もう入り口の前では皆さんビールを飲んで盛り上がっています。
開門になりました。入り口でボディチェックを受け、とりあえず席に着きます。
会場に一番乗りしました。
広い!思っていたよりずっと広いです。さすが7万人入るだけあります。
安い席にしたのでピッチからさすがに距離はありますが、見晴らしがよく、選手の動きがよくわかりそうです。
そうそう、行って初めて気づきましたが、日本とは「ホーム」と「アウェイ」のサポーター席がまるっきり逆なのですよ。
予約したときは「アウェイ席の近くでゆっくり見よう」と思っていたのですが、行ってみるとホーム席のすぐ近く。おかげでホームの雰囲気を存分に味わうことができました。
席を確認したところで、ビールと食べ物を買いに行きます。
ビールとホットドッグを両手に持って観戦するのが夢でした!
思わずビールも大きいのを頼んでしまいましたが、大きすぎます!
これがなんと1リットルのビアジョッキです。
目盛りの表示が上から「試合開始」「ハーフタイム」「試合終了」となっています。
なかなかオシャレですね。
スタジアムが馬鹿でかいせいか、試合開始の30分前になっても観客の入りが少なく見えたのですが、試合開始前には満員の人で埋まりました。スタジアム上段はさすがに少し空いていましたが、それでも本日の観客数は51,203人!
地響きのような歓声、ずっと鳴り響くチャント(応援歌)、自然発生的に起こる声援・・・本場のサッカーを堪能しました。
応援はすごく迫力がありますが雰囲気は全然怖くはありません。白熱した攻防に、観客が一緒になって一喜一憂できます。
家族連れも結構いて、子供たちが「頑張れ!いけいけ!」と可愛い声を張り上げていたり、隣の中学生くらいの子が「原口元気って中国人?」と聞いてきたり、楽しかったです。
残念ながら試合は0-0の引き分けでした。ゴールの瞬間や勝利の歓喜を味わいたかったのですが・・・それはまた来年のお楽しみということにしときましょう(^^;