ハノーバーメッセ2015が終わりました。
旅程としては何かあった時のために「予備日」を一日設けています。
何事もなく終わったので、「役得」として観光に行ってきました。
昨年はハノーバー市内の観光に行きましたが、今回は裏目標である「ブンデスリーガ」を観戦するため、ベルリンに行ってきました。
朝の6時半に宿を出て、ハノーバー中央駅へ。
7:31(なのですが実際は10分遅れでした)ハノーバー中央駅発ベルリン中央駅行きの特急列車「ICE」に乗ります。
ICEは日本で言うなら新幹線にあたる高速列車です。車内の速度表示では最高速度が250キロまで出ていました。乗り心地は非常に静かで揺れも少なく、席もゆったりとしていて大変快適です。新幹線と違って特徴的なのは、いわゆる在来線と同じ線路を走っていること。広軌のせいか安定した走行ですし、架線から電気を取っているのが先頭車両だけ(みたところですが)のせいか車内は非常に静粛ですし、在来線と共用の割には線路の継ぎ目も感じませんし、相当いろいろな工夫をしているのでないかと思います。
ICEでぐっすり寝込むこと1時間30分、9時12分にベルリン中央駅に着きました。ベルリンは非常に近代的な駅でびっくりしました。
ブランデンブルク門に向かいます。前に人がぞろぞろ歩いているので、ついていきます(^^)
中心部なのに緑が多くゆったりとしているなあ、と思いながら歩くこと約15分、見えてきました。
東西ドイツ分断の象徴、ブランデンブルク門です。
ここを通るようにして西ドイツをぐるりと「ベルリンの壁」が囲っていたのですね。映画「ベルリン・天使の詩」ではこの門の上に天使がいて、地上を見下ろしていたのを思い出します。
途中寄ったみやげ物屋でかつてと現在を比較した地図を買いましたが、西ベルリンを総延長155キロにも及ぶ長い壁が取り囲んでいたのがわかります。
ブランデンブルク門から歩いて30分ほどで「チェックポイント・チャーリー」に着きます。
ここはかつての国境の検問所で、当時は西側の人の通行を制限しており、有名なスパイ小説にもたびたび出てくるそうです。
左の写真に実際の検問所が復元されており、軍服を着た門番と一緒に写真を撮ってもらえます。
三枚目はベルリンの壁の一部です。今は人でごった返す観光名所になっており、観光バスが次々とやって来ていました。
お土産も買って、お昼ご飯も食べて・・・さあ、ブンデスリーガへGO!