先週閉幕したFC EXPOですが、会期中一番うれしかったことは実は...
あるお客様との再会です(A社のBさんとします)。
A社さんには数年前「不義理」と言えることをしてしまいました。
Bさんはその時のA社のご担当で、非常に申し訳のないことをしました。
そのことを十分反省し教訓にして、今は一層お客様に親切に、そして真摯に取り組んでおります。Bさんに直接お返しはできないけれども、何かの形で届けばいいなと思いながら。
今回そのBさんが笑顔で私たちのブースを訪れてくださって、しかも
「ハノーバーの訪問記をすごく参考にしているよ!」
と言ってくださったのです。
A社さんは今年からドイツの展示会に出展することを決めていて、今はその準備の真っ最中。Bさんはその準備に私の去年4月に行ったハノーバーメッセの体験記を読んでくれているというのです。私たちも昨年が初めての出展でしたが、その時の準備の仕方や臨み方、感じたこと、それから振り返りなどをできるだけ詳しく書きました。
https://takaishi-ind.co.jp/shacho-blog/category/road-to-hannover/
「展示会は目立ったもの勝ちです」「一回ではもったいない、何回も続けて出展しましょう」「留守を守ってくれるスタッフづくりと仕組みづくりをしましょう」などなど、生意気にもいろいろ書きましたが、それをじっくり見てくださっているそうです。
FC EXPO2015で出会ったお客様や今までのお客様の再訪、どれも大変うれしいことでした。
でもこの出会いが一番うれしかったのが事実です。
今まで書いてきたこと、行ってきたことが巡り巡って今を作っている感じがしました。
昔、作家の中島らもさんが「どんな日でも、ふとした瞬間や街の片隅に、『その日の神様』がいる」という意味の文章を書いていました。
本当にどこに「神様」がいるかわかりません、そういう気持ちになりました。
Bさん、ご訪問ありがとうございます。そして、ドイツでの大成功を心より祈念しております。