九州大学で行われた「九州水素フォーラム2025」に参加しました。
近年エネルギー危機があり価格が高騰し、化石燃料の輸入金額が大きくなる中、化石燃料の輸入に頼る構造からいかに新しい燃料に切り替えていくことが日本の戦略としても重要になってきています。
完璧なエネルギー源はない中で、「安全性」「安定供給」「コスト」「脱炭素」をバランスよく考えて供給することが重要です。
水素もその一つの候補で、「つくる」「はこぶ」「つかう」水素利活用のサプライチェーンの構築のために、政府もGX予算を組んでギガスケールの量産化を後押ししているのだとか。
水素の使い道としては水素で走る バス・トラック、さらには船や飛行機にも・・・
更には鉄鋼産業や大型タービン、石炭火力発電などへの展開もあるようです。
また今年は大阪関西万博で水素を実感できる様々な展示や、水素で走る船「まほろば」もあるとのこと。
大きな流れとしては水素マーケットが立ち上がり大きくなっていくようです。とはいえまだまだいまは「ゼロ」から「イチ」を作り出すときなので、2050年のカーボンニュートラルに向けて、水素政策としても今が頑張り時のようだと感じました。