私たちの会社の最寄り駅は「阪急茨木市」駅なのですが、その隣に「南茨木」駅があります。

モノレールへの乗換駅で、伊丹空港や千里中央に出る時に便利な駅なのですが、駅前に少し前、こんなモニュメントが立ちました。

「ガンダム」や「鉄人28号」ではないので、何かな？と思ったら「サン・チャイルド」と言うモニュメントです。

一体どういう意味？と思って説明の銘板を見るとこう書いてありました。

「Sun　Child（サン・チャイルド）は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災から再生、復興していく人々の心に大きな夢と希望を与えるモニュメントとして制作され、平成24年3月11日に恒久設置されました。高さ6.2mに及ぶ黄色い放射能防護服を着たこどもの像は、希望の象徴である太陽を右手に持ち、防護マスクを脱ぎ、未来に向かって足を踏み出す姿を表現しています。傷つきながらも未来をしっかり見つめ、希望を胸に力強く生き抜こうという再生へのメッセージがこめられています」

説明にあるように子供が防護服を着て、ヘルメットを抱えて、手に太陽を持っている構図ですね。

いたいけな子供でさえ防護服を着なくてはいけない社会が来ないように、と言う祈りを込めた作品のようです。

ちなみに作者のヤノベケンジさんは茨木市出身の方だそうです。

先人たちが一生懸命働いてくれたおかげで、私たちはなんだかんだ言って小さい時に夢見た、自由で豊かな「未来」を手に入れることができました。今の子供たちが大きくなって大人になったとき、希望を持てる社会にしたいですね。