尼崎のものづくりの工場に、現場を見学に行きました。
その帰りに、写真の場所に立ち寄りました。
5年前の4月、JRの脱線事故が起こった現場です。
その日、写真の向こう側からカーブを猛スピードで走ってきた電車は右側のビルに激突したのでした。
107名もの方々がなくなりました。普通に通勤通学で乗っていた人たち。突然人生を終わらされた人の思いはいかばかりだったでしょうか。
どうぞ安らかに。心からそう願って慰霊碑に手を合わせました。立ち去る時、警備の方が深く深くお辞儀をしてくださいました。
踏切で電車がちょうど目の前を通過しました。今は十分スピードを落として通過しています。それでも線路は大変な急カーブで、電車がまるで私たちに向かって突っ込んでくるかのような感覚を感じました。