私はあまり詳しくないのですが。
先日AKB48の第3回総選挙が行われました(のだそうです)。
投票はCDシングルを買った人に与えられ、ネットでもテレビでも大変な盛り上がりだった、そうです。
その結果は、
1 前田 敦子 139,892
2 大島 優子 122,843
3 柏木 由紀 74,252
4 篠田 麻里子 60,539
5 渡辺 麻友 59,118
・・・(中略)・・・
20 増田 有華 14,137
21 倉持 明日香 12,387
・・・(後略)・・・
なんだそうです(顔と名前が一致しないので、私にとって苦手な分野です)。
ちなみに最下位は104位だそうです。
さて私が取り上げたいのは得票数のことです。得票数を分析してみると、
・「神セブン(不動の人気を誇る上位7人)」の7位までで、累計48%
・「メディア選抜(テレビや雑誌によく取り上げられる人)」の12位までで、累計65%
・「選抜メンバー(レコーディングや音楽番組に出るんだとか)」21位までで、累計81%
なのです(定義はネットで検索したものなので、違っているかもしれません)。
驚いたことに、 「上位2割のお客様の売り上げが全体の8割を占める」という「パレートの法則(80:20の法則)」に見事に当てはまっています。
つまり、得票した上位20%(ここでは21位)までのメンバーの得票数が全体の約80%を占めているということなのです。その21位までを「選抜メンバー」としているというのはたぶん偶然でしょうけれど、その人たちがテレビや音楽番組に出て、より人気を博すという仕組みはすごいなあと思います。
この法則、「ハインリヒの法則」と同じくもともとは経験則なんでしょうけれど、うまいことできていますね。世の中でほかにも探してみると、色々あるかもしれません。
この法則を発見したパレートさんも、死後100年近く経ってこんなところで自分の名前が使われているとは思ってもみなかったでしょうね(^^;