「ミスター・デンジャー」というのはある元プロレスラーの異名です。
いわゆる「デスマッチ」を得意としていたため、この名前がつきました。
私は20代の一時期、病気をしていました。
病状はなかなかよくならず、とても苦しい時期でした。
そんな時は毎週プロレス雑誌でこの人の記事を見るのが楽しみでした。
私にとってとても苦しい時が、この人の全盛期でした。
生きる希望の何分の一かをこの人にいただいていました。
今は東京でステーキハウスをやっておられます。
お会いしたら、とても真摯な方でした。
ステーキもとても柔らかくて美味しかったです。
写真まで撮っていただきました。
(ちょっと前の、緊急事態宣言の出ていない時期でした)
「プロレスをやめて何年も経つのに、来てくれてありがとうございます。」
と丁寧な口調で言ってくださいました。
一生の記念にします。