春はすぐそこまでやって来ました。
何だか心が弾みます。
とはいえ桜の木のつぼみはまだですね。
冬の間、木は何もしていないように見えます。
葉もなく、ただじっと立っているだけ。
でも実は、その間にも静かに力をためて、少しずつ春の準備をしているのでしょう。
桜の木には温度を感じて咲く仕組みがあるそうです。
「休眠打破」と「積算温度」といいます。
「休眠打破」は、冬の間「休眠状態」だった桜のつぼみが目を覚ます仕組みです。
桜のつぼみは、実は前年の夏〜秋にはもう出来ています。
しかしそのままでは咲かず、冬の間は「休眠状態」になります。
もし暖かい日が少し続いただけで咲いてしまうと、そのあとに寒波が来たとき、花が全部ダメになってしまうからです。
これは植物が自分を守る仕組みです。
そこで桜は「十分に寒い冬を経験したか?」を確認します。
一定期間低温(だいたい 0〜7℃くらい)を経験すると休眠が解除されます。
これが「休眠打破」です。
一方で「積算温度」は、休眠が解除されたあと、桜は次に「春になったか?」を判断します。
ここで使われるのが「積算温度」です。
これは簡単に言うと、「暖かい日の合計」です。
桜(ソメイヨシノ)の開花は、2月1日以降の最高気温を足し上げる「600℃の法則」が目安です。最高気温の合計が約550〜650℃に達すると開花することが多いです。
ちなみに今年の2/1~3/16までの最高気温の合計は約570℃でした。
計算上はもうあと数日で咲きそうに見えますが、つぼみはまだまだだし、気象協会の開花予想日は3/24なので、少し後にずれそうです。







