社長ブログ・ゴムのヒント社長ブログ・ゴムのヒント
2026年3月18日

つぼみ

春はすぐそこまでやって来ました。

 

何だか心が弾みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

とはいえ桜の木のつぼみはまだですね。

 

 

冬の間、木は何もしていないように見えます。
葉もなく、ただじっと立っているだけ。

でも実は、その間にも静かに力をためて、少しずつ春の準備をしているのでしょう。

 

 

桜の木には温度を感じて咲く仕組みがあるそうです。

 

 

 

「休眠打破」と「積算温度」といいます。

 

 

「休眠打破」は、冬の間「休眠状態」だった桜のつぼみが目を覚ます仕組みです。

 

桜のつぼみは、実は前年の夏〜秋にはもう出来ています。

しかしそのままでは咲かず、冬の間は「休眠状態」になります。

もし暖かい日が少し続いただけで咲いてしまうと、そのあとに寒波が来たとき、花が全部ダメになってしまうからです。

これは植物が自分を守る仕組みです。

 

 

そこで桜は「十分に寒い冬を経験したか?」を確認します。

一定期間低温(だいたい 0〜7℃くらい)を経験すると休眠が解除されます。

これが「休眠打破」です。

 

 

 

一方で「積算温度」は、休眠が解除されたあと、桜は次に「春になったか?」を判断します。

 

 

ここで使われるのが「積算温度」です。

これは簡単に言うと、「暖かい日の合計」です。

 

 

桜(ソメイヨシノ)の開花は、2月1日以降の最高気温を足し上げる「600℃の法則」が目安です。最高気温の合計が約550〜650℃に達すると開花することが多いです。

 

ちなみに今年の2/1~3/16までの最高気温の合計は約570℃でした。

 

 

 

 

計算上はもうあと数日で咲きそうに見えますが、つぼみはまだまだだし、気象協会の開花予想日は3/24なので、少し後にずれそうです。

 

 

  • プロフィール

    高石工業株式会社 代表取締役 高石秀之

    高石工業株式会社 代表取締役
    高石秀之

    ゴム精密部品の量産事業をはじめとして、ゴム精密部品の試作・研究開発に取り組んでいる。

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