お盆の間に何冊か本を読みました。
そのうちの一冊をご紹介します。
「ウェルビーイング」前野隆司・前野マドカ 著
親しい人が「この本はいいですよ」と言ってくれたので、読んでみることにしました。
近頃あちこちで「ウェルビーイング」という言葉が出てきます。
「従来とは違う「幸せ」」とは何だろうと思っていたので、ちょうどいい機会でした。
本書ではウェルビーイングとは何かという解説とともに、伊那食品や西精工など実際にウェルビーイングな経営を行っている会社の例も取り上げられています。
前野先生の研究室で研究した成果として働く人の幸せ7因子・不幸せ7因子というものもあって、「なるほど」とうなずくことも多い一冊でした。
なかでもお互いの少しの「やってみよう」やそれに対する見守り・応援が欠かせないものだなという印象でした。
働くうえでは「生活」や「健康」が大事なのですが、それに加えて「働き心地」がとても大きなウェイトを占めるのだなと感じました。働いて得られる「幸せ」が大切なのですね。
お盆中にいい気付きを得た気分です。これからも「いい会社」づくりをしていきたいと思います。