今年の秋から、鳥取工場の工場長始め数人が「トヨタ生産方式(TPS)」の研修に行っています。
鳥取県の肝いりで、現場研修や座学の研修を月に一度行っていただいています。
おかげさまで学んだことを現場で生かしてくれていて、とても素晴らしいことです。
今回、そのTPS研修の一環でトヨタの本社工場・元町工場を訪問させていただきました。
にんべんのついた「自働化」「ジャストインタイム」を実現するための地と工夫の詰まった「からくり道場」と、クラウンやノアやミライと言った9種類の車をラインに流して混流生産できるという「組み立てライン」には、圧倒されました。3万点に及ぶ部品をこうも無駄なく組み立てられるとは、驚異的の一言です。
ラインの随所に、作業者が楽になるための工夫や、間違いをなくすポカヨケの仕組がありました。
普段からの改善の積み重ねの成果であり、今も「金を掛けずに知恵を出す」精神が息づいていると感じました。
別れ際にTPS研究会指導員の方から「御社の人は研修を頑張ってますね、みなさん伸びると思いますよ~」とお褒めの言葉を頂きました。
工場内は撮影禁止だったので、入り口にあったこれだけ撮らせていただきました。
貴重な機会をいただき、ありがとうございました。